「誰でもいい…、ボクを受け入れて…」
「ボクを受け入れてよおおおお!!」
完二
「やめろっつってんだろ!!」
「たく、情けねえぜ…こんなんが、オレん中に居るかと思うとよ…」
「知ってんだよ…てめえみてえのがオレん中に居る事くらいな」
「男だ女だってんじゃねえ…拒絶されるのが怖くて、ビビってよ…」
「自分から嫌われようとしてるチキン野郎だ。」
「てめえがオレだなんて事ぁ、とっくに知ってんだよ…」
概要
『P4』のキャラクターで、自称特別捜査隊の下級生メンバー・巽完二の専用ペルソナ(初期)。アルカナは皇帝。属性はジオ。
完二が自らの影を受け入れたことで影からペルソナに変化した。
真っ黒な鋼鉄のロボットのようなボディに感電をイメージした骸骨の文様という、それまでの『女神転生』系の「雷の神」とは一線を画すデザインが成されており、手に持った稲妻形の鈍器を武器に戦う。
タケミカヅチに充てがわれた「皇帝」のアルカナは権力に関する意味合いを持っており、神話のタケミカヅチもアマテラスの使者として葦原中国(日本のこと)を平定して回った説話を持つ。
ちなみに、神話で因縁のあるタケミナカタはなんと『P4』では完二の得意な電撃と物理属性に対して耐性を持っていたりする。
性能
電撃属性魔法スキルと物理攻撃スキルを中心に覚えるが、SPの伸びが悪いため燃費が悪いの欠点。
しかしLv70から怒涛の成長を見せる大器晩成型でもある。
コミュMAX時には、一度目の転生でロクテンマオウになり、二度目の転生ではタケジザイテンになる。
召喚時の掛け声は『来い!タケミカヅチ!』
ペルソナ4以前での活躍
タケミカヅチという神格自体はペルソナシリーズ第1作から登場している古参である。
「HIEROPHANT」(鬼神)のペルソナとして登場。
赤い人型のペルソナで二刀流で戦う(デビルサマナー版に近いデザイン)。
- 『ペルソナ2』
電撃系スキル「タケミカヅチ」を使用すると召喚される。
- 『ペルソナ3』
『真・女神転生3』のデザインで登場。
アルカナは4と全く同じ。
余談
ちなみに5番目のペルソナシリーズでは、キャプテン・キッドというペルソナが登場しており、髑髏の姿で物理とジオ系統のスキルで闘うところがあるので、タケミカヅチと非常に似ているうえ、召喚しているペルソナ使いが完二と同じ金髪の不良。
唯一の違いはアルカナでタケミカヅチが皇帝なのに対し、キッドは戦車になっている。