概要
ウルトラ怪獣擬人化計画にてデザインされたダイオリウスの擬人化キャラクター。
『電撃G’sマガジン』2015年12月号掲載でマリキュラ共々擬人化された。
担当絵師はハル犬氏。
どちらかといえば妖精を思わせるようなモフモフとした可愛らしい姿にリデザインされているが、複眼と触角を模した頭頂部や、歩脚を思わせる形状をした脚部、背中の透明な翅など、随所に「虫らしさ」も残されているため、やはり虫が苦手な人には多少堪えるデザイン…かもしれない。
漫画版
第28話で初登場。
常に恍惚とした笑顔を浮かべているほか、彼女の台詞は(一部を除いて)少女漫画のような飾り気のある文字で書かれている…が、後述の行動などもあり、それが逆にどこか狂気染みた恐ろしさを引き立てるのに一役も二役も買っており、原典における獰猛さとはまた違ったベクトルで不気味な印象を与えるキャラクターとなっている。
卵を産み付けるための母体を探していたところ、たまたまガッツ星人と遭遇、「お尻の大きい安産型なので母体に丁度良い」と一方的に判断し、彼女を「ガッツお姉さま」と呼び、卵を産み付けようと執拗に追い掛け回すことになる(当然、ガッツ星人は身の危険を感じて逃げ回る羽目になった)。
「宇宙大昆虫」であるが故か殺虫剤には弱いらしく、最後はゴモラの用意した殺虫剤を吹き付けられそうになり、慌てて退散していった。
しかし、産卵自体は諦めておらず、今も産卵に適した新しい母体を探している模様(クライマックスではマグマ星人が次のターゲットにされている)。
なお、卵や幼虫の全容については不明だが、羽化する際に猛毒ガスをまき散らすという厄介極まりない性質は健在だったようである。
ペガッサ「卵が羽化する間にどうにかしないと!」
ガッツ「産み付けられる前に助けてっ!」
可愛らしいデザインやギャグテイストの作風のお陰でだいぶ表現や描写はマイルドになっているものの、やろうとしたこと自体は作中でも一二を争うほどえげつない。