ダイス(ONEPIECE)
だいす
「キモティー‼」
ギルド・テゾーロの部下である髭面の大男。OP世界独特の屈強すぎるボディをしており、指だけで常人の足ほどもある。
グラン・テゾーロ内のVIPエリアでディーラーとして働いており、丁半を行っている。
しかしこれ、ただの丁半ではなく、サイコロもそれを振るツボとして使われる器も超巨大サイズ。
彼の仕事は、サイコロを振りツボを開ける、いわゆる「ツボ振り」なのだが、その内容とは
巨大なサイコロを放り投げてツボに入れひっくり返し、斧を持っているにもかかわらず自分の頭突きでツボをかち割って結果を見せるというもの。これにはブルックも、「斧意味無ーッ‼」とツッコミを入れていた。
ちなみにこの際、上記のようなセリフを口にしながらすごくうれしそうな顔をする。つまりはドМ。
普段は名前の通りサイコロを意識した服や装身具を身にまとうが、場合によってはテゾーロが作り出す黄金の甲冑に身を包むこともある。
もともとは裏社会の格闘チャンピオンで、世界一危険と言われるデスマッチショーでさえ無敗を誇るという実力者であった。
しかし、上述したドМっぷりとその巨体に伴うあまりの打たれ強さのせいでついに誰も挑戦者が現れなくなってしまったのでデスマッチショー参加をやめ、8年前にテゾーロの配下となった。
他の幹部たちと違い非能力者で、もっぱらその身体能力と武装色の覇気、そして自身が持つ斧を用いて戦う。見た目通りの強大なパワーもさることながら、巨体に似合わず機動力も高い。
劇中ではこれらを駆使し、武装色の覇気をまといながら高速回転して突進、相手を吹き飛ばすという攻撃を行った。
そしてなにより(ドМなせいもあるが)とにかく打たれ強く、鎧をまとった状態ではゾロの極虎狩りや千八十煩悩鳳を耐え抜くほどの防御力を誇る。たぶん本人の方が鎧より頑丈だが。
VIPエリアにてルフィたちの前に現れてツボ振りの仕事をし、その怪力(およびドМっぷり)を存分に見せつける。
その後はバカラやタナカさんが麦わらの一味を翻弄する中、一人だけ出番がなかったが、テゾーロにとらわれていたゾロが中盤に解放されるとテゾーロが作り出した黄金の鎧をまとい彼と対峙。
上記の戦闘能力でゾロと互角に渡り合い、テゾーロの援護もあって彼の刀のうちの2本を奪うことに成功する。しかし太刀筋を見極められ、「無刀流 黒縄・大龍巻」で上空高く吹き飛ばされる。それでも武装色の覇気をまとい反撃を試むが、ゾロの居合技「黒刀 死・獅子歌歌」の一刀に鎧を真っ二つに砕かれ、あえなく敗北した。
なおとどめを刺された際にも、苦悶というより悦びに近い表情で倒れていた。
「どうした、気持ちよすぎて声も出ねェか…?」