CV:上田麗奈
※この項目はネタバレが含まれます
概要
遥か昔、双子の勇者アシュレイとレオーネと共に、大魔王ゴダと戦った巫女。
大魔王討伐後はアシュレイの妻となり、神聖ゼドラ王国の王妃となった。
神聖ゼドラ王国は元々アシュレイの育った「ゼドラ族」と、レオーネの育った「レビュール族」の二部族の統一国家である。
しかし、彼女と先代巫女のクラメは大魔王討伐後に、二部族が対立することを危惧する。
そのため彼女は大魔王戦の前にレオーネに石化の呪いを仕込んだお守りを渡しており、大魔王討伐後に発動させアシュレイを一人きりにするという策を立てる(結果、石化は大魔王ゴダの仕業によるものと勘違いされた)。
討伐後は政治に疎いアシュレイを差し置いて実権を握り、国家から少しずつレビュール族を排除。更に「勇者が敗北した」という事実は黒歴史だとして「レオーネを勇者と認めるべきではない」という風潮も生まれ始める。
結果、レオーネは勇者から盟友という立場に格下げされたが、これが決定打となりレビュール族が反乱を起こす。
アシュレイは「なぜ人間同士で争わなければならないのか」と苦悩しつつも反乱を鎮圧するが、彼女は一切の罪悪感すら抱かず「国家の膿を出し切ることができた」と平然と言い放つ。
これにはアシュレイも激怒し、人間に絶望。レオーネもまた、死後にダフィアの裏切りを知らされ、ジア・クト念晶体の誘いに乗り人間を滅ぼすことを決意してしまった。
二人の勇者を苦しめ多くの犠牲を出し、ひいてはジア・クト念晶体によるアストルティア侵略の元凶とも言うべき存在であり、穏やかで清楚な外見からは想像もつかないほどのしたたかな悪女である。
しかし、形はどうあれ部族同士の争いを治め、現在のグランゼドーラ王国の前身となる神聖ゼドラ王国の礎を築いたのは事実であり、政治的には無能だったアシュレイとは対照的に非常に敏腕といえる。
余談
中の人は『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』で少女ロザリーも担当している。
関連イラスト
関連タグ
ドラゴンクエストⅩ 人間(DQ10) アシュレイ(DQ10) レオーネ(DQ10) 巫女 悪女
ヤヤク…『ドラゴンクエストⅪ』の登場人物。同じく政治的な役割をもつ巫女であり、目的のために民を犠牲にした。しかし、ダフィアは国家のために動いたのに対し、こちらは身内のために行動しており対照的である。