概要
2015年4月1日から2016年4月1日まで放送されていたテレビ東京制作の朝の情報番組。
2015年3月まで平日朝7時半から8時の枠では月曜日はテレビせとうち制作のしまじろうシリーズ、火曜日から金曜日まではアニメの再放送などが放送されていたが、2015年4月改編で、「テレビ東京の報道局が初めて手掛ける本格的な朝の情報番組」として始まったのが『チャージ730!』である。
チャージ730!
テレビ東京では7:30-8:15、それ以外の局は7:58までの放送だった。
平日朝の既存のニュースショー番組である「めざましテレビ」(テレビ大分を除くフジテレビ系列)、「ZIP!」(テレビ宮崎を除く日本テレビ系列。うち札幌テレビ、読売テレビなどは差し替えあり)、「グッド!モーニング」(テレビ朝日など)、「あさチャン!」(TBS系列。東北放送は途中まで)は、7時半を過ぎるとエンタメ、バラエティ色が強くなり、「NHKニュースおはよう日本」を見逃してしまうとニュースを確認できる機会が少なくなってしまう。
ビデオリサーチの関東地区調べでは、この番組の放送前のテレビ東京の平均視聴率が1%以下だった。このため『チャージ730!』では目標視聴率を3%台に設定し、「7:30になったらテレビ東京へチャンネルを合わせる」という習慣を定着させるべく、「730」をタイトルに設定し、「テレビ東京が本気で朝(の視聴率)を取りに行きます」というキャッチフレーズをPRに取り入れた。しかし視聴率は0.4%でスタート、以降『スッキリ!!』など他局の番組の牙城を崩せなかった。
2015年9月25日までは、女性のアイドル、声優、フリーアナウンサーが「チャージガール」として日替わりで務め、天気予報や、後半のコーナー進行を担当した。9月28日放送分からは「チャージガール」の卒業とともに、天気予報のコーナーを女性の気象予報士が担当した。
モーニングチャージ!
2016年4月4日からは放送時間を平日の6:40-7:05に移行、『モーニングチャージ!』と改名し、テレビ東京以外のテレビ局でも全編放送されるようになった。コンセプトは「身近な経済情報番組」に変更。「おはスタ」は初期の頃と同じく7:05-7:30となった。
テレビ東京の高野学編成部長は「他局がずっと放送している番組の視聴習慣が強く、視聴者を獲得できなかったが、『モーニングサテライト』と直結させるのが視聴者層拡大や、新たな視聴者の獲得につながるのでは」としている。
『チャージ730!』時代から、番組の最後には「今日も一日、頑張っチャージ!」というコールが行われた。また、『おはスタ』とステブレレスでつながる関係で、『おはスタ』出演者がこの番組に登場することもあった。
MORNING CHARGE
2016年11月7日に住友不動産六本木グランドタワーへ本社を移し、「6:40ビジネスニュース始動」という合言葉で「経済ニュース番組」に転換、表記も『MORNING CHARGE』に改めた。『モーニングチャージ!』時代のコメンテーターは同年11月4日をもって卒業となった。
2017年3月31日をもって終了。4月からは『ニュースモーニングサテライト』に統合されている。
出演者
番組終了時点での出演者
帯出演
いずれもテレビ東京アナウンサー。
過去の出演者
コメンテーター
芸能人系のみ記載。これらに文化人系の人物が加わる。なお、2015年秋のリニューアル前は他の曜日に助っ人に駆けつける事もあった。
番組開始から2016年11月4日まで出演。
番組開始から2015年秋のリニューアルまで出演。
チャージガール
天気予報や後半のコーナーを2015年9月25日まで担当。
天気予報
「チャージ730!」末期に担当。
- 奈良岡希実子(日本気象協会所属の気象予報士、月曜-水曜)
- 中村美公(ウェザーマップ所属の気象予報士、木曜および金曜)
NEWSウェーブ615
1997年9月29日から1998年9月30日の1年間放送された。テレビ東京の番組史上初めて新聞記事紹介コーナーを設定した上、テレビ東京史上唯一芸能ネタを取り扱った番組でもある。
1998年3月31日まで6:15-7:05に放送、同年4月1日からは『おはスタ』の放送時間延長により6:15-6:45となった。