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テイレシアス

ていれしあす

ギリシャ神話に原典を持つ西洋神話の預言者。
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概要

最古のTSF?


テイレシアスはアポロンの娘でニンフのカリクローと、人間の男性のエウエレスの間に生まれた。彼は男性だったのだが、交尾するヘビをいじめた呪いで7年(一説では9年)の間、女性として生きる事となる。その後、もう一度蛇を叩いたら元に戻ったという。後日のエピソードからわかるようにこの間、女性としての性体験も持っていた(ただし結婚・出産はしていない模様)。

まさにTSFである。

盲目の預言者


彼はオリンポス神族(どこの神様も凄いが、ギリシャは過激である)の争いに巻き込まれて失明してしまうが、代償として予言者になった。それには諸説がある。

  • 夫婦喧嘩のとばっちり

ゼウスヘラはある日「性の営みは男女どちらにとって大きな快楽か」という話題であらぬ夫婦喧嘩に発展し、そもそも比べようが無いので決着がつかなかったところで、男女両性の体験を有しているテイレシアスの意見を仰ぐことにした。彼は自身の経験からゼウスの意見を支持して「女性の悦びの方が10倍(あるいは9倍)大きい」と答えた。この言葉で傷ついた(旦那に媚びられ、或いは自分の貞淑を貶されたのだから怒って当然)ヘラは、テイレシアスを盲目にしてしまった。ゼウスはそれを詫び、テイレシアスに予言の力を授け、長命の賢者にした。これは、ローマ人のオウィディウスが編纂した変身物語で有名。

  • 女の争い

予言の力を得た経緯にはこのような別伝もある。
テイレシアスはアテナの沐浴を覗き見し、呪われて盲目になる(西洋神話では契約重視なので呪いは永遠か、解くのが難しい)。彼に悪気がなかったのを知ったアテナが謝罪して神通力を与えたと言う。

予言の力を与えたのは、彼氏のアレスと共にアテナと張り合うアフロディーテがテイレシアスを不憫に感じて助けた説と、母のカリクローがアポロン譲りの術で施療した結果と言う説もある。

晩年にはオイディプス王子を補佐し、死後にはあれほど揉めたアテナとコンビを組んでオデュッセウスを救うなど、死してもなお活躍した。神様同士の争いに巻き込まれて失明しつつも神通力を得たテイレシアスは、あざなえる縄の如き吉凶禍福と森羅万象に神を見たギリシャ人の世界観にふさわしい英雄でもあった。


関連タグ

ギリシャ神話 ゼウス ヘラ TSF アテナ 預言者 アフロディーテ ローマ神話 変身物語

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