ジオン軍のドムを改修した重モビルスーツ。型式番号MS-09F。
初出はジオニックフロント
主なパイロットはソフィ・フラン等。
概要
一年戦争末期、統合整備計画後に開発された機体であり、地上・宇宙双方での運用が可能な汎用性を持つが、その一方で生産数は極めて少なく、また資料によって見解や解釈も異なる部分が見られる。キシリア中将直属の特殊MS隊闇夜のフェンリル隊に配備された機体は緑色のカラーリングが施された機体であった。
エギーユ・デラーズの乗るグワデンにも同機が配備されていた(ドム・トローペンに似ている)という話もあったが、そちらはプロトタイプ・リック・ドムⅡという別のドムである。
この機体を基に多くの派生機が開発されており、ドム・トローペンもその一つである。
戦後残存した機体の一部はジオン残党軍によってドム・バラッジやリック・ドム[シュトゥッツァー]へと改修され、運用された。
関連機体
地上戦用
ドム・トローペン
アニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。
砂漠・熱帯地域に適した物に改修した機体。型式番号MS-09F/TROP。
詳細はドム・トローペンを参照。
ドム・バラッジ
小説『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』に登場。
ドム・フュンフをベースにジオン軍残党が開発した機体。型式番号MS-09F/Br。
重装甲とそれに伴う機動性低下を補う為に大型スラスターを装備している。
メイン武装はドラム形のバックパックから給弾ベルトで繋がっているガトリングキャノン。
詳細はドム・バラッジを参照。
宇宙戦用
ドム・バインニヒツ
ゲーム『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』に登場。
高機動戦闘を重視した機体。型式番号MS-09F/Bn。バインニヒツはドイツ語で足なしの意。
脚部を廃し高機動スラスターと換装する事で、宇宙空間ではMAに匹敵する機動性を持った機体。
詳細はドム・バインニヒツを参照。
ドム・グロウスバイル
ゲーム『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』に登場。
格闘戦に特化した機体。型式番号MS-09F/Gb。グロウスバイルはドイツ語で大鉈の意。
MS本体に匹敵するほど巨大なスラスター付きヒートサーベルと小型のヒートナイフのみを装備し、射撃武器は一切搭載していない。
詳細はドム・グロウスバイルを参照。
関連タグ
ドワス・デザート - 型式番号MS-09Fが重複している。