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ドラゴンナイトⅢ

どらごんないとすりー

elfが制作したコンピューターRPG。アダルトゲーム『ドラゴンナイト』シリーズの3作目。
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概要編集

elfから1991年にリリースされたPCロールプレイングゲーム

アダルトゲームドラゴンナイト』シリーズの3作目であるが、本作は18禁版と、女の子がいっぱい版(今でいう全年齢版)の2形態でリリースされている。

対応機種はPC-98X68000FM-TOWNS

1994年7月には、NECアベニューによりPCエンジンSUPER CD-ROM²)へ全年齢版タイトルとして移植された。


特徴編集

1作目からの主人公であるタケルのストーリーの最終編。自らの出生の謎を明らかにすべく広大な世界を巡る旅へと出る。


システムは前作までの3DダンジョンRPGから一変。同時代のDQFFと同様のフィールドタイプのRPGとなり、戦闘はサイドビューのセミオートバトルへと変化した。

マップの各地に点在する街やダンジョンを訪れ、襲い来る敵を倒したり、女の子を救い出してお礼のサービスシーンを閲覧しながらゲームを進行していく。

訪れる街の中には『Ⅰ』・『Ⅱ』の舞台であるストロベリーフィールズやフェニックスの街もあり、過去作のプレイヤーには懐かしい要素となっている。


ゲームスタート時はタケルの一人旅だが、ゲームを進行することでバーンルナが加わり最大3人パーティとなる。


PCエンジン版の独自要素編集

PCエンジンにおいては『ドラゴンナイトⅡ』に続くシリーズ移植第2弾。

移植にあたりグラフィックがリファイン(高解像度化・増色化)されている。また、CD媒体の強みである大容量を生かし主要キャラ・サブキャラのほとんどの台詞にボイスが付いている。

但し全年齢版ということもあり、イベントシーンにおいては肌の一部を衣装で隠したり、テキストやグラフィックの一部はカットや差し替えなどの対応がされている。


システム面の最大の変更点としては、戦闘が一人称視点のコマンド式(いわゆる同時代のDQ形式)に変更された。

またこれに伴い、登場するモンスターの種類とグラフィックが全てPCエンジン版オリジナルのものに一新。モンスターの過半数は可愛らしい女性型モンスターとなった。またモンスターたちはニュートラル状態と攻撃時にアニメーションもする。


【参考】最序盤のモンスター「ゴブリン」の容姿

センシティブな作品


(ちなみに『Ⅱ』の敵キャラも女性モンスターであり、これには町娘が呪いで姿を変えられたという設定があったが、PCエンジン版『Ⅲ』の女性モンスターがどのような存在であるかといった設定などは特に明示されていない。)


主要キャラクター編集

※ CVはPCエンジン版のみ


自由奔放で、刺激を求めて旅をする剣士。フルネームは「ヤマト・タケル」。

『Ⅰ』ではストロベリーフィールズ、『Ⅱ』ではフェニックスの街の危機を救った。

本作では、自分の名とその使命を知る悪魔の罠にかけられ命を狙われたことを切っ掛けに、自らの出生の謎を明らかにすべく新たな旅へと出る。


ドラゴンナイト一族の血を引く勇猛な戦士。自分では商人と言うものの、その巨体と怪力ゆえ信じられることはほぼ無い。

『Ⅱ』に引き続き、本作でもタケルと共にパーティメンバーとして戦う。


女性だけの王国・ストロベリーフィールズの司祭の娘。気が強く活発な性格。

『Ⅰ』におけるヒロインで、同作ではドラゴンナイト一族により誘拐されるもタケルによって救出され、タケルが王国を旅立つときに自分の気持ちに気付く。

本作では初めてパーティメンバーとなる。『Ⅰ』での事件以来、自分の力で国を護るために魔法の修行に励んでいたことから、パーティ内では唯一の攻撃魔法・回復魔法の使い手を担う。

魔法の修行を始めた理由には実はもう一つ「いずれタケルと一緒に旅をする」という願望があった。しかし実際にタケルと再開した後は、その強気な性格から素直になれず、互いにいがみ合ってしまうことも。


関連タグ編集

elf

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