「トサカに来た!」
CV:岸野一彦
概要
プリプリカンが前回ジュウレンジャーに倒されたドーラコカトリスの粘土の破片を修理しドーラコカトリスを新しく作り直したもの。
先代より縮小しているが、頭のとさかが弁髪状に延び、そこから飛ばすエネルギーの刃や巨大なハサミが武器。
本人が語るところによると「かつてアペロ族を欺いたコカトリスの記憶を受け継いでいる」らしく、ダロス島の洞窟に隠されている恐竜の卵を奪おうと暗躍する。
活躍
プリプリカンによって修理されると、恐竜の卵入手に邪魔な結界を解くためにアペロ族のユーロ王子を利用しようと画策。
ボムの襲撃でジュウレンジャーやユーロをとはぐれた恵美子を捕らえて彼女にすり替わるとユーロとともに洞窟にまんまと侵入。ユーロに5つの水晶玉のうち一つを取り除かせて結界が消えると正体を現し、グリフォーザーたちとともに卵を奪い去る。
逃走中にジュウレンジャーと遭遇し、グリフォーザーとともに戦いゲキとダン以外をハサミの攻撃で苦戦させ、プテラレンジャーを圧倒したが、タイガーレンジャーのサーベルダガーの斬撃攻撃に怯む。
その直後にドーラセプターによって巨大化。
トサカからのエネルギーの刃でダイノタンカーを攻撃し、大獣神にハサミで立ち向かうがマンモスシールドで防がれた上にマンモスシールドの光線に怯み、最期は超伝説雷光斬りを受け爆散した。
だが恐竜の卵の入った箱はボムも乱入しての争奪戦の末に海に流されてしまい、その上過去と今回のドーラコカトリス2号と2度もコカトリスに欺かれた挙句に約束を果たせなかったアペロ族は守護獣の怒りを買い、永久にサルの姿でダロス島で暮らすように命じられてしまう。
しかしゲキ達と恵美子の決死の説得によって人間の姿に戻り、神の国への帰還を許されたのだった。
余談
声を演じた岸野氏は『電撃戦隊チェンジマン』でも宇宙獣士ハウストの声を担当していたが、こちらも同じ第10話目に登場した怪人である。
関連項目
ドーラコカトリス:元となった初代。
デビルボール2:『ジャッカー電撃隊』に登場する、強化改造を施された戦隊怪人の大先輩。
ネオコウモリネジレ、シールドのザンKT2:後年の『電磁戦隊メガレンジャー』・『天装戦隊ゴセイジャー』に登場する戦隊怪人の後輩たちで、こちらも同じく強化改造を施された再生怪人として復活。後者は巨大戦において同じ技で再び倒された点も共通。