概要
赤い帽子を被った丸い鶏の外見をしているが顔は青く、巨大な鋏を武器に使う。
この鋏は空間を切る事が出来る為、これによって遠い距離を一瞬で移動したり、戦いでも相手の死角に回る事が可能である。また、人間の姿に化ける事も可能で、劇中ではウエイターに化けてアペロ族のユーロ王子と絵美子に近付き、恐竜の卵の所在を聞き出そうとした。
また、コケーキックなる必殺キックも持っている。
活躍
魔女バンドーラの命を受けて恐竜の卵を奪うべく、絵美子とアペロ族のユーロ王子を何処かの森へと拉致。絵美子を人質にユーロ王子から恐竜の卵の所在を聞き出そうとするバンドーラだが、ユーロ王子は口を割らない為、バンドーラの「強情張るんじゃないよ。まだ怖い思いをしたいのかい?ドーラコカトリス!」と言う言葉と共に2人を襲う。そして2人が逃げた先のレストランでウエイターに化けて待ち伏せすると、正体を明かして再度2人が逃げた廃工場で絵美子を捕え、改めて人質に取るや卵の所在がダロス島である事を聞き出す。
卵の所在をユーロ王子が吐くと同時に、用済みとばかりに絵美子を始末しようとするドーラコカトリスだったが、ジュウレンジャーが大獣神で駆け付けて彼女を救った為に未遂に終わる。だが「遅かったようね、ジュウレンジャー。卵の在り処は聞き出したわ。ドーラコカトリス、その木偶の坊をやっつけておしまい!私は一足先にダロス島へ行き、卵を叩き潰してやるんだから!」と言ってダロス島へ赴かんとするバンドーラの投げたドーラセプターにより、ドーラコカトリスは巨大化。そのまま大獣神と交戦になると、コケーキックで攻撃し、鋏を使っての空間移動で翻弄しようとするも、逆に相手のパンチで鋏を叩き落とされた挙句、自身も殴り飛ばされ、止めの超伝説雷光斬りを喰らい爆散した。
敗北後、粘土の破片から再生され、ドーラコカトリス2号として生まれ変わる事になる。
余談
モチーフはそのままコカトリス。
劇中の世界ではコカトリス自体も存在している。その性質も人を欺く事を好む狡猾な物らしく、元々天界の住人だったアペロ族を騙して失態を犯させ彼らを地上に追放させると言う、旧約聖書の蛇に似た悪事を遥か昔に行った模様。
声を演じた丸山氏は昨年の『鳥人戦隊ジェットマン』で魔神ラモンの声を演じていた。6年後の『星獣戦隊ギンガマン』ではマンディガーの声を担当している。
リメイク版にあたる『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』ではチキンモンスター名義で登場し、伊藤栄次氏が吹き替えを担当する。
関連タグ
冥獣コカトリス:『魔法戦隊マジレンジャー』に登場するコカトリスモチーフの後輩。こちらの方が原典のコカトリスに能力が近い。
コカトリスマイナソー:恐竜スーパー戦隊第4作目『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に登場するコカトリス繋がりの後輩。