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ドーラタロス

どーらたろす

ドーラタロスとは、特撮テレビドラマ『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場する敵怪人、および巨大戦力の一つ。
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カイジュウレンジャー、僕の力を見るが良い! 現れよ、ドーラタロス!」(第47話)


登場話数:第47話「突入!! 最終決戦」~第50話「恐竜万歳!!


概要

ジュウレンジャーバンドーラ一味(および大サタン)との最終決戦に際し投入された、最強にして最後のドーラモンスターを基調としたシャープなフォルムが特徴である。

これまでのドーラモンスターとは異なり、最初から巨大な姿を有する一方で独立した人格や言語能力は持ち合わせておらず、内部にはコックピットまで備え付けられている等、一応「神話上の怪物(ギリシャ神話タロス)がモチーフ」というドーラモンスターとしての共通項こそ引き継ぎながらも、扱いとしてはほとんど巨大ロボといっても過言ではない。


製作者であるプリプリカン「一世一代の傑作」と自負するだけあって、その性能は他のドーラモンスターの追随を許さぬものであり、頭部のから発射する光線「サタンビーム、胸部に内蔵された多連装式ミサイル「サタンミサイル」、チェーンによる連結式のロケットパンチ、それに頭部からの電撃や肩からの破壊光線など、多種多様な武装を備えている。

のみならず、メインパイロットであるカイの持つ念動力を活用することも可能で、作中では敵の動きを封じたり、攻撃を跳ね返す際に活用された。


ドーラタロス

後述の通り一度は撃破されたものの、後にバンドーラの魔力によって強化再生され、三本となった頭部の角から広範囲へのエネルギー波を放てるようになった他、両前腕には伸縮式のブレードも装備され、遠近双方においてさらなるパワーアップを果たした。


作中での動向

バンドーラによって最終決戦への突入が宣言されたのと同時に、カイの号令に応じて地割れの中より出現。これを迎え撃った大獣神に対しては、コックピットにあらかじめ彼が誘拐洗脳した子供達が乗り込んでいることを示し、ジュウレンジャーの動揺を誘いつつ容赦ない攻撃を加え圧倒。ドラゴンシーザーが助太刀に入り、さらに剛龍神へと合体した後も優位に戦いを進めた。

人質の存在もあり、満足に戦えず苦戦を強いられるジュウレンジャーであったが、自らの意思でキングブラキオンが出現し、究極大獣神へと合体すると一気に戦況はひっくり返され、さしものドーラタロスもグランバニッシャーによって粉砕、子供達も無事に救われた・・・のだが、そもそもバンドーラの狙いはキングブラキオン、さらに言えばその体内に安置されていた恐竜であり、ドーラタロスもあくまでその捨て駒に過ぎなかった。

結果、バンドーラの目論見通りキングブラキオンは恐竜の卵もろとも砂地獄に引きずり込まれ爆散、これによりジュウレンジャーは究極大獣神への合体を封じられるという事態に陥ってしまう。


そして数日の後、大サタンが再度地上に呼び出されると、ドーラタロスも前述の通り強化されて復活。応戦した大獣神を以前と同様に圧倒し、左腕を切り落とすなど窮地に追い込んだ。

神が負けた!

そればかりか、その助太刀に入ったドラゴンシーザーも寄せ付けずその尻尾までも切断。大サタンの援護もあってこれらを完膚なきまでに叩きのめし、バンドーラの魔術による大獣神達の消滅を成功に導いた。

邪魔者である大獣神が滅びたのを受け、大サタンと共に地上を我が物顔で破壊して回っていたが、一方でジュウレンジャーがブライの導きにより、消滅したはずの大獣神達が魔法界に封印されているのを知って奪還に動き、グリフォーザー達の妨害を受けながらも救出に成功すると、復活した大獣神達と三度干戈を交えることとなる。

二度の戦いで既に手の内を読み切られていたのか、ドラゴンシーザーには両腕のブレードを叩き折られるなど、以前ほどの優位性を発揮出来ないまま劣勢に追い込まれた末、大サタンと共に究極大獣神のグランバニッシャーを再度食らい、今度こそ完全に粉砕された。


備考

デザインは、他のドーラモンスターの大半を手がけた野口竜ではなく、バンドーラ一味の幹部達やゲキ達主人公側の衣装のデザインを担当した篠原保の手によるものである。


篠原曰く、それまでのファンタジー路線からガラリと趣を変え、SFロボット然としたドーラタロスのデザインについては、「着ぐるみロボットの可能性というのを考えたい」「デザイン論として新しいロボットを考えて欲しい」という制作側の意向があったという。これに対して篠原が「今までにない特撮ロボットといえばこういうパターンしかない」と、3通りほどのデザイン案()を提出した末に、永野護リスペクトともいうべき案が選ばれたという経緯がある。

それまでのドーラモンスターとしてのコンセプトや統一性よりも、「着ぐるみでヘビーメタルモーターヘッドをやるとしたらこんな感じ?」という色彩が強めなデザインとなっているのも、こうした経緯に起因するものである。


この時提出されたデザイン案には、前述した永野護リスペクト的な案の他にも、スコープドッグ的なものもあったという)


関連タグ

恐竜戦隊ジュウレンジャー

バンドーラ一味 ドーラモンスター 戦隊怪人

巨大ロボ タロス


ドーラタイタン ドーラアンタイオス:いずれもドーラタロスと同様に、神話上の「巨人」をモチーフとしたドーラモンスター達。当初から巨大な姿で作られたという点でも共通している


魔神ロボベロニカ:『鳥人戦隊ジェットマン』に登場する巨大ロボの一つ。戦隊側のロボを敗北寸前に追い込むほどの実力の持ち主であると同時に、機体内部に人質を取る戦法を駆使した点でも共通項を有する


本編最後の一般怪人

ヒルドリルドーラタロスパチンコ大名人


スーパー戦隊ラスボスリンク

ラゲム大サタン/ドーラタロスゴーマ十六世

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