概要
週刊少年ジャンプで連載された古味直志による漫画『ニセコイ』に登場する、星のカービィシリーズのメタナイトにそっくりなキャラクター。実際に『ニセコイ』の中で出てくるキャラクターであるため(詳しくは後述)ファンが作ったオリジナルキャラクターというわけではない。ニセコイ側での正式名称は不明だが、「ニセコイ」に登場する「メタナイト」のニセモノだから「ニセナイト」と呼ばれることがある。なおこちらにはカービィは登場しない。
登場シーン
ニセコイの単行本vol.13に収録されている第114話「イチミリ」に登場。ジャンプでの掲載は2014年14号(2014年3月17日発売)。登場人物の1人である宮本るりとその祖父が『大乱闘スマッシュブラザーズ』っぽいゲームで終点みたいな場所で対戦しているシーンで、るりが操作しているのがこのニセナイトである。セリフは存在しない。祖父が使用しているキャラは『ゼルダの伝説』でおなじみのガノンドロフそっくりだったりする。もちろん、どちらも作中のゲーム内に登場したキャラで、物語内に実際に現れてはいない。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではメタナイトが最強キャラと言われており、当漫画でも単行本におけるこの話のおまけページでニセナイトが最強キャラという扱いになっていた。逆にガノンドロフ似のキャラが最弱という扱いなのだが、祖父がゲーマーとして強すぎて0勝20敗という衝撃の結果に(作中でもしっかりダッシュ攻撃の剛肩で撃墜されていた)。おじいちゃんヤベェ…。
容姿
いわゆるバッタもん的なパロディキャラでありながらも、翼や剣をしっかりと持っており、やはりメタナイトに似ている。だが、肩当てが鱗のようになっていたり、長いしっぽが生えていたり、頭からその尻尾に至るまでトゲが生えていたりとどことなく恐竜やドラゴンを彷彿とさせる。仮面にはダークメタナイトのような傷が内側に大きく2つ、外側に小さく2つ付いている。また、仮面の穴はギャラクティックナイトみたく十字に開いている。頭や仮面には大きな角が生えており、どことなくバルフレイナイトっぽさを感じさせる(バルフレイナイトより前のキャラであるが、一応2012年に設定資料という形で俗称バタフナイトとしてこちらが先に登場している)。その他にも、靴がやたらと反り尖っている、剣には宝剣ギャラクシアのような枝分かれがないなど細かい違いはある。しっかりと姿が映ったコマは1つしか存在しないため、メタナイトにあるマントが存在するのかは不明。登場コマには目が片方(左目)しか描かれていないが、メタナイトもこういうことが偶にあるため、隻眼なのかどうかはなんとも言えないところである。モノクロでしか描かれていないためカラーも不明だが、該当話がアニメ化すると判明するかもしれない(ちなみにニセコイ2期は該当話直前あたりで終了している)。
関連タグ
メタナイト ニセコイ 宮本るり ダークメタナイト ギャラクティックナイト バルフレイナイト
スーパーマリオメーカー…実際にニセコイとコラボした任天堂のゲーム。