概要
吟遊詩人の少年。踊り子ニニアンの弟。ニニアンと同じく氷竜族と人間のハーフで、かつての人竜戦争が始まった際に姉と共に異世界へと逃れた竜族である。姉と共に黒い牙から逃れるため、エレブ大陸各地を旅している。
見た目以上に長い時を生きている。姉と同じように人ならざる特別な力を持つが、姉よりはやや力が弱い。
素直で明るい性格だが、その経験からか強い人間不信のきらいがある。ニニアンをとても大切に思っていることもあり、彼女とエリウッドとの恋愛は、冷静だが悲観的にみていた。
エンディングではニニアンと異世界に帰るが、ニニアンとエリウッドが支援Aの場合は残りたいと願う姉を後押しし、ニルスだけ異世界に帰ることになる。
続編である前作『封印の剣』には登場しないが、主人公ロイの叔父にあたる可能性がある。
ユニット性能
クラスはバード。
お馴染みの再行動ユニット。限界値に調整が入ったほか、一時的に味方の能力を大幅アップさせる能力が追加された。
ニニアンとは、レベルと能力値を互いに共有し合っており、実質的に2人で1ユニット。
自軍ユニットとして使えるのはリン編終盤〜リン編クリア、エリウッド編/ヘクトル編の最終盤〜ゲームクリアと非常に短い。
HP・速さ・幸運・魔防が極めて伸びやすく、守備も一般的な基準からすれば伸びる部類。力・技はほとんど伸びないが、そもそも上がっても無意味。詰まるところ、ニニアンと全く同じ成長率。
属性は氷。支援相手はなし。
能力値とは違い、支援は引き継げない。ニニアンと支援を組んだユニットは、ニルス再加入時点から支援レベルだけ残したまま相手を失うことになるため、注意が必要になる。
ヒーローズ
清朗なる笛の音 ニルス
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 氷晶のブレス(専用) |
補助 | 奏でる(専用) |
A | HP守備2 |
B | 鼓動の封緘・偶数3 |
C | 歩行の鼓動3 |
2020年2月からやっと登場。初めて戦えるユニットに。竜の姿は原作のイラストのみでゲームでは竜の姿は全くなかったがヒーローズで初のお披露目となった。ステータスはニニアンと似ているが強いて違いを言うならHPと速さが高めで守備もやや高い。
専用武器の「氷晶のブレス」は錬成ブレス効果とターン開始時か「奏でる」使用する時、自分の周囲4マス以内にいる最も近い敵の全ステータス-4と〇マス以外に補助系使用時にも発動するちょっと変わった効果。
初登場した「鼓動の封緘・偶数3」は偶数ターン開始時、自分よりHPが1以上低い、かつ奥義発動可能状態の敵のうち、最もHPの低い敵の奥義発動カウント+2と一気に奥義発動から遠のく事が出来る。相性が良いオフェリアには刺さりやすい。原作同様にサポートに特化した構成であり、少々癖はあるが相手にステータスダウンや奥義を遅らせる妨害も得意とする。
マルスやスラシルなどの竜特効や反撃出来ない遠距離からのユニットには気をつけたい。
永遠の星の旅人 ニルス
属性 | 緑 |
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兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 一驚のブレス+ |
補助 | 奏でる(専用) |
B | 大地静水の舞い2 |
C | 竜刃の鼓舞 |
2022年10月からニルス初の超英雄。戦渦の連戦の報酬として配布される。この少し前には姉が伝承英雄として登場しており、それに続いての登場となった。
通常版とステータスを比べると中途半端だった速さと魔防はかなり上がるがHPと守備は下がってしまった。
一驚のブレスは錬成ブレス効果に加え、自身のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃魔防+5かつ敵の攻撃魔防が自分の魔防20%分減少。通常版と違って僅かながら戦闘に参加することが出来るようになっている。魔防が高くなったおかげで魔法かマムクートには強くなった。
弱点は同じだが守備が低いせいで竜特効以外でも倒されやすくなっている。
Cスキルに通常版ニニアンの竜盾の鼓舞と対を為す「竜刃の鼓舞」を持っている。
氷晶の調べ ニルス
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 竜/歩行 |
武器 | 氷晶の竜石+ |
補助 | 奏でる(専用) |
B | 魔防の魅了3 |
C | 速さ魔防の紋章2 |
2024年9月から二度目の超英雄。こちらも戦渦の連戦の報酬として配布される。
ハロウィン版とステータスを比べると速さ、守備、魔防は上がるがHPは下がっている。
氷晶の竜石は錬成ブレスに加えて自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+5かつ絶対追撃に奥義以外のダメージ軽減を半分無効。今までのニルスとは違い、攻撃面も強烈になっている。