概要
2013年9月13日に放送されたドラえもん誕生日スペシャル『真夜中の巨大ドラたぬき』に登場したゲストキャラクター。
宇宙警察に所属する少女隊員で、パーマンの大ファン。宇宙船から脱走した害獣モングを追ってスクーター型のマシンに搭乗し、地球に降り立った。
作中での活躍
登校中ののび太と裏山の神社で遭遇すると同じパーマン好きが講じて意気投合する。しかし、モングがドラえもんに寄生していることをのび太から知らされると、カチカチ弾でドラえもんからモングを切り離そうとするが、ニーナの「人だけ凍らせてモングだけ切り離す」という作戦がロボットにも該当するのかを心配したのび太によって再度モングを逃がしてしまう。ラストではドラミがテレビの中から連れ出したパーマン1号やのび太と協力してモングを捕らえることに成功した。
モング
CV:山田ふしぎ
正式名称は宇宙害獣237号。過去二度にわたって宇宙刑務所を脱獄した紫色のスライム状の宇宙生物。タヌキに似た顔と尻尾を持ち、食べ物に紛れて人の体内に侵入(侵入された宿主はしゃっくりを頻繁にするようになる)し、宿主が眠ると活動を始め、知らないうちに成長を遂げる。夜になると本性を現し、宿主を巨大化させ、周りにある食べ物をどんどん食べてしまう。終いには星を覆うほどに巨大化し、全てを食べ尽くす。なお、宿主が起きている間はレーダーにも反応しないため、ニーナは発見するのに苦労した。
ニーナが乗る宇宙船内の特殊カプセルに閉じ込められていたが、宇宙船と小惑星が衝突したためにカプセルが破損し、逃げ出した。裏山に落下するとのび太達がドラえもんの誕生パーティー用に用意したどら焼きに潜り込み、ドラえもんの体内に侵入した。その後はドラえもんを巨大タヌキに変貌させ、町の食べ物を食い漁っていた。
先述のように不定形なスライム状の体のため、捕まえるのが難しく、しかも寄生して3日経つと完全に宿主と同化し、宿主を元の状態に戻せなくなるという非常に厄介な性質も持つ。
最後はネズミを見たことで気絶したドラえもんを巨大化させ暴れまわるが、のび太がドラミから借りた水手袋で捕獲され、氷漬けになった状態で再び特殊カプセルに収容された。
余談
- 今作にてパーマン1号の声は放送当時のキャストである三輪勝恵氏が担当している。
- この後、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムにて上映されたアニメ(地上波では2016年12月31日の大晦日SPで放送)で再びドラえもんとのび太はパーマン達と共演する。なおこの回では1号~4号までが登場した。
関連イラスト
関連タグ
パーマン3号(パー子)の正体である星野スミレが登場するドラえもんのエピソード。
同じく宇宙犯罪者を追って地球にやって来た宇宙警察所属の女性。
ベビー、宇宙球体スフィア、クラーン星人ジェリフィス、スピリト星人ビョーイ、冥獣スペクター
モング同様体が不定形で、人やものに取り付いて自由に操る能力を持つ奴ら。