概要
『ガイキングLOD』に登場する人物で、物語前半における最強のライバルキャラ。とんでもなく逆立った赤紫色の髪が特徴で、肌色は灰褐色。
ダリウス軍四天王の1人で、北方五騎士を束ねる北将。勝利の為なら先任を屠り、少しでも機嫌を損ねれば部下や同僚ですら手にかけかねないほど気性が荒い。主な武器は大剣で、乗機のドルマンやバレオンも剣を携えている。
手段を選ばぬ冷酷非情さと作戦で大空魔竜を何度となく追い詰めるも、正々堂々とガイキングを駆るツワブキ・ダイヤを次第にライバルとして認める様になる。激情家であれども戦士の誇りは持つ。
貴族の肩書きを持ちながら、次大帝を名乗り本性を表した東将プロイストから『生体部品として産み出されたクローン成功体』と言う衝撃的な事実を知らされた上、自身の行いが起こしたツケが返される形で天空魔竜とライキングを与えられたが、本編開始前から既に反抗出来ない様服従回路を埋め込まれており、闘いの駒同然に洗脳。紆余曲折の末、服従回路を自ら取り出し、西将ヴェスターヌと共に軍を離反(南将サスページはプロイストに謀殺された)。五騎士の生き残りケインと共に大空魔竜側に付く。その後もライキングに乗っている。
プロイストの横暴さと先代を誤って殺してしまう大失態により人心が離反し戦略的な敗北が確定していく中、プロイストと決別する意思を固め、最終決戦時にはライキングをケインに託し単身王城に乗り込む。プロイストを追い詰めて大剣による一撃を叩きこんで「ケジメ」としたが、プロイストを討ち果たすには至らず、逃走した彼(女?)は無断でダリウス18世を襲名しキングダリウス18世を掌握するに至る。
戦後は一応ダリウス王家の血を引いていると言う事で、半ば解散状態にあったダリウス軍の再編成を担う事となる。
余談
- 当初の予定通り半年の放送だったら、出生も異なっており、悪役のままダイヤと大空魔竜に倒されたかも知れず、彼も放送延長の恩恵を受けたキャラクターとなった。
- お気付きの方々も居ると思うが、「ノーザがプロイストの生体部品のクローン」は放送延長に伴う設定変更と言える。
- パイロット版はもっとマンガチックで子供っぽい容姿であり、地上人を猿呼ばわりするなど浅薄な所が見受けられた。
別名・表記ゆれ
関連タグ
ダリウス軍・当初の所属軍
大空魔竜戦隊・後半の所属軍
サスページ・初代ダリウス四天王南の将
ヴェスターヌ・初代ダリウス四天王西の将で、共にダリウス軍を離反し、仲間に。
プロイスト・初代ダリウス四天王東の将だったが、とんでも無い因縁を抱えていた。