曖昧さ回避
- 劇場版ONEPIECE『ねじまき島の冒険』に登場するキャラクター。本項で解説。
- ゲーム『スーパーマリオギャラクシー』に登場するキャラクター→ハニークイーン(マリオシリーズ)
概要
トランプ海賊団船長・ベアキングの部下でトランプ5兄弟の一人。唯一の女性幹部。
色香漂う巨乳美女で、金髪ツインテールヘアーをしており同心円模様のレオタードのようなボンデージと斑模様で襟の立った風格のある派手なマントを羽織っている。
紫のアイシャドウに、真っ赤な口紅と濃いメイクも特徴的。
悪魔の実「トロトロの実」の能力者で、身体の一部や全身を液体状にすることができる。この能力は自身の肉体のみで衣服に作用せず、全身を液体化して移動などを行うと服が脱げてしまい必然的に全裸になってしまうが、ナミやトランプ兄弟の目の前で堂々と服を脱ぎ捨ててから能力を使用したり、下記のルフィ達への襲撃の際に、皆が見てる目の前で液体から元の全裸姿に戻って服を着るなど、それに恥じらいを感じている様子はない。
トランプ城から能力を使用して外に出るときは彼女のために用意されたと思われるハート型のパイプの中を通り、ねじまき島の各所に設置された蛇口から出て来ることが可能。
また、腕の一部を液体化して敵に対して放射するといった攻撃も出来る(ただし、使用しているのは自分の体なので放射後は再びその液体を元に戻している)。
劇中では、専ら同じ兄弟の一人であるブージャックとコンビを組んで活動しており、戦闘の際も息の合った連携を見せる。
他にも、能力者故に海上で活動出来ないためブージャックを足場代わりにする、上記のパイプでの移動のさいに自身が脱ぎ捨てた服もブージャックに運ばせるなど、女王様のQに仕える召使いのJというトランプに因んだような関係性を見せる。
海上でナミをベアキングの花嫁にするため誘拐し、ねじまきタウンではルフィたちをブージャックと共に襲撃してサンジを捕らえた。終盤では仲間達が次々と倒されて行ったことに怖気づいて能力で逃走を図るも、ナミの仕掛けた罠にはまって瓶詰めにされる形で敗北した。
この時、彼女は服を脱ぎ捨て逃げたので、全裸で瓶詰めされたと思われる。
ノベライズ版では戦闘に参加しようとしたナミの前に立ちふさがるも倒されたブージャックの下敷きになってしまう、自身を液体化してダメージを免れたものの、そこから元に戻ろうとした際に仲間のガス攻撃の残留を吸ってしまいそのまま気絶した(完全に元に戻る前だったため、ベアキングが目撃した時にはスライムのように床一面に広がっていたらしい)。
本作以外に彼女は登場していないが、初登場時が入浴中のため全裸だったり、能力の使用時に度々服を脱ぎ捨てたり、妖しい発言(「あ~んな事やこ~んな事して楽しんでもらうのよ~ん」)など、その異常なセクシーさから根強い人気を誇る。
トロトロの実について
本作の放映当時は悪魔の実の「超人系」や「自然系」などの分類自体が登場しておらず、どちらに分類されるのかネット上で度々議論になっていたが、彼女の能力は「液体」であるため「自然系」であるという見方が強い。
他の自然系と異なる点として、能力が衣服に影響しないらしくいちいちマントやボンデージ等を脱いでは全裸になる(本当は衣服にも作用するがわざと全裸になっている可能性も!?)
液体の成分については、アニメ映画版は「薄紫色」だが小説版では「蜂蜜のような肌色の液体」であることから、能力者はトロトロの実の「蜜人間」になり、自然界で生成させる蜜も存在するため分類は「自然系」ではないか、という考察もある。
その後
ゲーム『ナナツ島の大秘宝』に映画のその後として登場。
ねじまき島での戦いの後、ベアキングと再度合流したが、勝手に嫁探しに行ってしまったベアキングを追ってゲームの舞台であるナナツ島へ来ている。
麦わらの一味への仕返しをするような意志もなく、島の酒場に滞在しながらベアキングの情報を集めている。
元・ベアキングの花嫁候補のナミからは、「困ったボスを持つと苦労する」という意見に共感を得ていた。
ねじまき島での戦いの際に一味の仲間になっていなかったチョッパーに対しては「かわいい♡」と好印象。
酒場の客達からは、「ハデだけどいい女」という評価で注目を集めている。
雪山でトロトロの実の能力を発動してしまい、氷漬けになってしまうというお茶目な面も。
最終的にはベアキングと合流し、ナナツ島を去って行った。
トランプ兄弟全員が健在なのか、ねじまき島でナミに瓶詰めにされた状態からどう脱したのか等は語られなかった。
関連タグ
カリブー:同じく液状化できる自然系能力者だが樽詰めにされるという似たような方法で一味に敗北した。