「暗黒七本槍にして七本槍にあらず。零の槍ことバット・ゼ・ルンバ!」
CV:宮田浩徳
概要
『忍風戦隊ハリケンジャー10YEARSAFTER』に登場する怪人。
ハリケンジャーとゴウライジャー達によって邪悪なる意志が倒された10年後に突如出現した零の槍を名乗る宇宙忍者。
かつてはハリケンジャー達と同じく宇宙統一忍者流で修行をしており最強の忍者と呼ばれていたが、力を求めるあまり抜け忍となりジャカンジャ側に寝返った元地球忍者である。
小さな蝙蝠に変身してあらゆる場所に忍び込み、「暗黒超忍法ギャッカイ」で周囲の景色を逆回転させて幻の世界を作り出す。二本の刀と胸から出すビームが武器。
また分身として、最強の幻忍者バット&ゼ・ルンバ(演:岡本美登,甲斐将馬)を作り出すことができるが、二人が受けたダメージがフィードバックしてしまう。
邪悪なる意志が倒された後、邪悪なる意志から生み出された聖なる意志「ソレ」を手に入れ地球をリセットする為にフラビージョとウェンディーヌを手下に暗躍。聖なる意志こと天界少年を人質に椎名鷹介を脅迫しハリケンダークに変えると宇宙統一忍者流の施設を襲撃させ、聖なる意志の発動に必要な6枚のシノビメダルを集めさせた。
全てのメダルが集まったことで力を発動させようとしたが、天界が鷹介の後継者として正義の忍者になる事を決意したため発動に失敗。
大量のマゲラッパを出現させ実力行使に出るも、ハリケンジャーとゴウライジャー、天界が変身したシュリケンジャーに敗北。
暗黒超忍法ギャッカイとバット&ゼ・ルンバを召喚し、ハリケンレッドとシュリケンジャーを追い詰めたが打ち破られ、6人の地球忍者の超忍法・6人影の舞を受け大ダメージを負い、六重連ファイナルガジェット・テンイヤーズアフターを受け爆死した。
バット&ゼ・ルンバ
「他愛もない……!」 「奴らだ……!」
バット・ゼ・ルンバの分身の最強の幻忍者。
それぞれ顔の片方に隈取を付けた人間のような姿をしている。戦闘力は高くハリケンレッドと二代目シュリケンジャー苦戦させるほどだが彼らの受けたダメージはバット・ゼ・ルンバ本体にもフィードバックするという弱点がある。
余談
スーツの頭部はリペイントされた上で獰猛の戦騎Dの胴体と合わせて、胴体はバッカス・ギルの頭部と合わせてそれぞれ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#1のモブのギャングラー怪人の一体に流用された。
バットとゼ・ルンバを演じる両者は『忍風戦隊ハリケンジャー』にてそれぞれサーガイン、サタラクラのスーツアクターを担当していた。
関連タグ
忍風戦隊ハリケンジャー 忍風戦隊ハリケンジャー10YEARSAFTER
ネタバレ注意
Vシネマ公開から10年が経過した2023年に公開されたVシネマ作品にて名前とスチール写真が登場。
それによれば、同作品で初登場したオイランダやアウンジャ、そしてVSガオレンジャーに登場したチュウボウズと並びウラ七本槍に数えられる存在だったという。
純然たる後付けかつ台詞のみの登場とはいえ、10年越しに「零の槍」の真実が明かされることとなった。