曖昧さ回避
- 「大きさ、容量、かさ」の事。まとまった状態を指す。pixivのオリジナル作品では大男や大きい獣人などの作品に付けられている模様。
- 他には「バルク書の旧約聖書の一部」という意味もある。
- バルク品:部品メーカーが生産工場や小売店に卸すことを前提に、外装や付属品、説明書や保証サービスなどを省略して供給される部品。
- IdentityV(第五人格)非対称対戦型ホラーゲームアプリに登場するバルクの事。
- ストライクウィッチーズの登場人物ゲルトルート・バルクホルンの事。
- FFTの神殿騎士団所属バルク・フェンゾルの事。本項で解説
- GLEAT内ユニット『BULK ORCHESTRA』(バルク・オーケストラ)の略称。
- かつて地方競馬に在籍していた競走馬。→コスモバルク
概要
フルネームはバルク・フェンゾル。ジョブは機工士
人馬宮(射手座)だが正確な誕生日と年齢は不明。元機工士という経歴を持つ、銃を携えた神殿騎士。ラムザとは2回戦うことになる。
人物
ムスタディオと同じ機工士であり、平民出身。貴族に搾取される社会を憎んでおり、神殿騎士団に入団するまでは反貴族運動と称したテロ行為を行っていた。理想論を語るが乱世を止める現実的な代案を持っていないラムザに対して偽善者と言う辺り只の卑劣なだけの悪党ではない。ガフガリオンと同じように仕事の完遂に対しては忠実な性格をしている。
「搾取する側にまわってやる!」という本人の弁はディリータやウィーグラフに通じるものがあるが、彼らに比べて「自分が搾取する側になる」という自己中心の思想が台詞の端々から窺える。
イヴァリースは長年の戦争により荒廃し国家の信用は地に堕ちており、教会のディリータ派や教会騎士団の考えがイヴァリースの状態をマシにできる現実的な手段である。ディリータ案やウィーグラフ案なら膨大な死者数をマシに出来る程度のものである。バルク案でも戦争を終わらせる事ができるが、ラムザの指摘通りバルクと同じ考えを持った者に反乱を起こされる可能性があるが、神殿騎士団メンバーがいるのでブレーキとなり次の戦争がおきるまでの時間は稼げる。ラムザ案のその場しのぎで戦争を止めてもすぐに戦争再開されてしまう為バルク案よりも救いがない。
ベッド砂漠で、ラムザに討たれたが、卑劣な手段を行ってでも目的を達成しようとする行動を評価されていたのかヴォルマルフによってルカヴィの眷属として復活した。その時彼は「ようやく人間になれた」と話しているが、そこにあるのはルカヴィに利用されているだけの非人間であり、ラムザによって厳しく断罪された。
なお、恐らく彼もゴーグ出身だと思われるが、ムスタディオやその父ベスロディオとの接点は本編中には一切ない。
自己中心的な性格をしているが、神を建前として考え意外に現実主義者が多い神殿騎士団に認められており、ルカヴィの眷属として復活した後もヴォルマルフの最後の門番として配置されている辺り、同じくルカヴィの眷属となった何処かの没落貴族とは違って最も重要な仕事を任されており何処かの狂人のように仲間を裏切って寝首をかいたり、下剋上を企むような事は最期までしなかった。
ヴォルマルフの腹心であるローファルやクレティアン並に信用されていた事を考えると人は見かけによらないという事である。
戦闘
固有アビリティは「狙撃」。ムスタディオと同じだが、2戦ともバルクに地の利があるマップ構成となっており、こちらの射程外から撃ってくるので倒しにくい。
なお、1戦目があるベット砂漠ではこちらが毒状態でのスタートになる。
2戦目はヒュドラやベヒーモスといった強力なモンスターが行く手を阻んでくる。
また、本人も氷属性のブレイズガンや雷属性のブラストガンといった魔法銃を所持しており、ただの機工士だとナメてかかると割と痛い。そして魔法銃そのものが強力なレアアイテムなので、多くのプレイヤーが彼から銃を盗みとってムスタディオやアイテム士の戦力強化を計ろうとする。
バルクとラムザの戦闘中会話は必見(特に2戦目)。