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概要

イヴァリースの国教であり、獅子戦争で争う南北の天騎士団の裏で覇権を狙う「グレバドス教会」が独自に有する軍事組織。度重なる戦乱で疲弊する民を「ゾディアック・ブレイブの伝説」を元に掌握しようと目論んでおり、騎士団および教会の重要人物たちの中には、その伝説の中で語られる“黄道十二宮の勇者”が所持したとされるクリスタル「ゾディアック・ストーン(通称:聖石)」が与えられている。

勢力としては、作中で覇権を争うラーグ公爵率いる「北天騎士団」、ゴルターナ公爵率いる「南天騎士団」にも匹敵する戦力を持っていると目され、剣技の他に銃や魔法など、それぞれが様々な能力を有する。加えて情報網や計略にも長け、両軍の戦況をはかりながら要人暗殺などで戦力を削ぎ、互いに切迫したところを一網打尽にしようと策謀していた。

…しかし、騎士団長ヴォルマルフは聖石「レオ」の力でルカヴィと契約し、教会の目論見のさらにその裏で、聖アジョラを復活させ世界を混沌と絶望で支配しようと騎士団を動かしていた。その鍵となる聖石の大半を主人公ラムザによって奪われており、第二章以降は実質、戦争の裏でラムザと神殿騎士団(ヴォルマルフ)が対立し続ける構図となっている。

なお、騎士団は高級感溢れる金色の鎧の上に、僧侶のような前掛けを纏った統一感のある出で立ちをしている。

構成

※年齢は物語開始時

神殿騎士団団長にして、物語の真の黒幕。衣装の色は紫。

すでに人間ではなく、聖石「レオ」の力で“統制者ハシュマリム”に転生している。聖天使復活のためにかなりアクティブに世界を飛び回り、同じく聖石で“不浄王キュクレイン”となったドラクロワ枢機卿、“死の天使ザルエラ”となったエルムドア侯爵らと共に策謀を巡らせる。

ジョブは『ディバインナイト』。

副団長にしてヴォルマルフの右腕。衣装の色は青でフードを被っている。

ルカヴィではないが彼もまた人間をやめており、彼らの眷属として忠実に従っている。作中ではヴォルマルフの指示の下、ウィーグラフの勧誘(PSP版)やダイスダーグに聖石を送るなど暗躍を重ねている。

ジョブは『ディバインナイト』。

ヴォルマルフの腹心の一人で魔道士。衣装の色は白。

物語での出番は少ないが、かつてアカデミーを首席で卒業したエリートで、ヴォルマルフの参謀を務める。ローファル同様、彼もまた既にルカヴィの眷属となっている。

ジョブは『ソーサラー』。

ヴォルマルフの娘。衣装の色は緑で女性的なフード付きのドレスのような形になっている。

聖石「サジタリウス」を与えられているが、ルカヴィにはなっておらずその存在も知らずにいた。弟イズルードがラムザに殺されたと勘違いし敵討ちのために刃を交えるが、後にランベリー城でのエルムドアの変貌を目の当たりにし、ラムザの主張を信じ和解。その際、父であるヴォルマルフの正体を探るためにラムザの一団に加わった。

ジョブは『ディバインナイト』。

ヴォルマルフの息子でメリアドールの弟。衣装の色は緑。

聖石「パイシーズ」を所持するが、姉と同じくその本来の力には気付いていない。教皇が表向きに掲げる理想を信じており、その裏にある野心や、さらに裏にあるヴォルマルフの正体には気づかなかった。リオファネス城で父がルカヴィであることを知り、戦ったが力及ばず死亡。

ジョブは『ナイトブレード』。

元機工士で、反貴族運動をしていた経歴を持つ中年男性。衣装の色は黒。

「支配する側」になることに固執しており、信仰よりも私欲で神殿騎士になったと考えられる。魔法銃コレクター。

ジョブはムスタディオと同じ『機工士』。

骸旅団の元リーダー。制服の色は赤。

一年前、ラムザたち北天騎士団の士官候補生たちによって組織が壊滅され、その中で果てた妹ミルウーダを弔っていたところをローファルに勧誘され騎士団に加入、聖石「アリエス」を与えられた。上述の経緯からラムザとは浅からぬ因縁があり、その末路はラムザにとっても大きく影響を与えた。彼との最終決戦はプレイヤーにとっては有名な難所にしてトラウマとされ、場合によってはニューゲームも余儀なくされる。

ジョブは『ホワイトナイト』。

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