概要
「パワーショベルに乗ろう!!」はタイトーが1999年に販売した業務用パワーショベル運転シミュレーションゲーム。建設機械メーカーのコマツが協力しており、登場する油圧ショベルもコマツの「PC30MR」、「PC100」、「PC1100」である。
大型専用筐体に2本のレバーと2つのペダルが付いており、操作系はJIS方式と呼ばれる実際の油圧ショベルの操作系に準拠している。
ただし「現場王」モードこそ実践的な内容であるが、「バイト王」モードはイライラ棒があったり、ライスの乗った皿に注文通りの辛さのカレールーをすくって注いだり、巨大なボールを打ってひな壇の巨大こけしを射的のように倒したりと、実にフランクな内容となっている。
2000年にプレイステーションに移植され、2002年にSIMPLEシリーズの「THE パワーショベル」として改めて発売されている。海外版も2001年にアクレイム・エンタテインメントより「Power Shovel」のタイトルで発売されている。
余談
- ナビゲーター役のキャラクター「カントクくん」の声は永井一郎が充てている。
- 続編として「現場でガンガン」というクレーン車などの他の建機も使用でき、ポケットステーションにも対応予定だったゲームがロケテストされているが、開発中止となっている。