ファングストライザー
ふぁんぐすとらいざー
仮面ライダーダブルの基本の9形態とは異なるフォームであるファングジョーカーが使うマキシマムドライブ。
技名は直前に翔太郎が名付けた。
翔太郎「メモリブレイクするには左右の呼吸を合わせねぇとな。あーファングの必殺技だから………"ファングストライザー"なんてどうだ!?」
フィリップ「名前は君の好きにしたまえ」
発動したいメモリをドライバー横のマキシマムスロットか、ボディサイドの武器に装填して発動するのがマキシマムドライブの特徴だが、
ファングメモリの場合は本体の尻尾にあたるレバー「タクティカルホーン」を連続3回入力することで発動する。
起動後、ソウルサイド右足首にマキシマムセイバーと呼ばれる鋭利な刃を出現させ、高く飛び上がり、回し蹴りの姿勢で敵に突撃する。このとき青い斬撃がダブルを覆い、ファングメモリの装填状態のような恐竜の頭部型エフェクトとなる。
本来ファングメモリ自体強力なのもあって、かなり攻撃力の高い必殺技である。
直撃した敵はファングのFの残光が輝き爆散、メモリブレイクされる。
仮面ライダーカブトのような陸上での回し蹴りタイプ、飛び蹴りタイプ、回転する斬撃を纏いながらボレーキックを放つタイプ(ダブルそのものは回転しない)しないなどの派生タイプも存在する。
仮面ライダーアクセルの「アクセルグランツァー」とタイミングを合わせて放てば「ライダーツインマキシマム」となり、ウェザー・ドーパントの放った竜巻を弾き返す事も可能。
風都探偵でもバッチリ再現され、メガネウラ・ドーパントを爆砕した。
『仮面ライダースカルの肖像』では、オーシャン・ドーパント戦で使用したが、回し蹴りではなくそのまま直線上にライダーキックを放つというシンプルなものになっている。(そもそも当時ダブルにはメモリブレイク機能が搭載されていないため「左右の呼吸を合わせる」という技法には到達していない。)
また、当時は上述のこともあり技名自体が無いため、ファンからは区別するために専ら「ファング・マキシマムドライブ」と表記されている。