フランクフルト・アム・マイン
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まいんかはんのふらんくふると
ドイツ・ヘッセン州の郡独立市。ドイツ西部の主要都市の一つである。
人口75万人。Frankfurt am Mainが正式名で、ドイツ東部ブランデンブルク州にもフランクフルトという都市(Frankfurt an der Oder)があるが、単にフランクフルトといえばアム・マインを指していることが多い。
ドイツでも重要な都市の1つであり、人口規模はベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルンに次ぐ。ドイツにおける交通・金融・科学の中心である。
第二次世界大戦中の空襲で中世以来の古い街並みが失われたこともあり、ドイツの都市の中でも最も近代的な街で、超高層ビルが多い。フランクフルト証券取引所、欧州中央銀行、ドイツ銀行、コメルツ銀行の本部がある。
かつての神聖ローマ帝国はフランクフルトで帝国議会が開かれ、皇帝選挙や戴冠式などが行われていたこともあり首都の1つとされていた。
冷戦期には西ドイツ首都にとの意見もあり国会議事堂もフライングで建設されたが統一後ベルリンに戻せなくなることを危惧し選出されなかった。それでも、西側資本の多国籍企業は、分断されていたベルリンを避けてフランクフルトに拠点を置いてきた経緯がある。そのため現代でもフランクフルトはドイツ経済の心臓部として機能している。
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