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CV:山口勝平


概要編集

 満月ロードを抜けて現代の月光町に落ちた謎の欠片から実体化した鬼の少年。子鬼トリオ達よりも年上の雰囲気で、かなり人間に近い外見をしている。


 月光町の住民を操って混乱に陥れ、坂ノ上おじゃる丸を倒そうと画策する。




 その正体はヘイアンチョウやエンマ界を陥れ、シャクの力でおじゃる17の相互力によって封印された筈の禍神『鬼神(おにがみ)』の一欠片。相棒の猫・ブラニャーを触媒に住人を取り憑かせて、欲望を肥大化させ暗黒面を表出・暴走に導く『ブラック化』を行う。その威力は(ある意味)住民達の平穏な日常を奪うだけでなく、町を瞬く間に邪悪で歪な状況の地獄と化す。


 唯一の弱点はおじゃる丸が発する『まったりパワー』で、シャクからの探知能力で確認して放った光線を浴びると黒焦げになる。


ブラニャー編集

CV:山口茜(声優)

 ブラックオニーナと行動を共にする化け物めいたネコで、ブラニャーがターゲットに噛み付いて『ブラック化』を行う。

 ブラックオニーナの相棒ポジションだが、ブラニャーへの『まったりパワー』照射の際に、ブラックオニーナも連動して黒焦げになっている様子から、ブラックオニーナと同じ『鬼神(おにがみ)』の一欠片による分裂体=同一個体と思われる(だが、エピソードによってはブラニャーが吹き飛ばされた後に『まったりパワー』がブラックオニーナに当たる、吹き飛ばされたブラニャーが直接ブラックオニーナにぶつかる等の描写もあり、定まっていない)。

 基本的に「ブラニャー!」と鳴くだけだが、必要に応じて言霊めいたものを吐き、相手の聴覚を刺激する。



暗躍内容と被害者編集

被害者狙われた理由暗躍
うすいさちよ自作のマンガが落選し続ける現実への絶望巨大なペンを用いて、月光町を『(自分好みの)少女マンガの世界(※)』に創り変える
川上さん「自分がいつも遅刻するのは『月光町がまったりしている』から」とぼやく何時でも全力投球の『シャキシャキマン』になり、月光町の住民を常に全力投球に活動させ、せわしない町に豹変させる
カンブツさん新しい乾物作りのスランプに陥った際に「いっそ月光町を丸ごと干せたら」とぼやく両手に持ったスルメイカから、照射された物体を乾物にするビームを乱射、月光町を丸ごと乾物にする
キスケ「自分が幼い故に周りに甘え、迷惑を掛けている」と思い悩んだ末に「お兄ちゃん(=最年長)になりたい」と願う手にしたストローから放たれるシャボン玉を浴びた人間を、強制的に自分より年下にして、自分が年長者になる
田村カズマブラックオニーナが「自分達を邪魔するおじゃる丸が放つ『まったりパワー』の要が、おじゃる丸自身ではなくカズマにあると断定し、おじゃる丸とカズマを分断する為『ビシッとカズマ』と化し「おじゃる丸を甘やかさない」よう、毒親さながらにひたすらビシビシッと諫言を繰り返す

(※)うすいさちよのタッチはアレ故に、彼女以外の町民には『恐怖マンガの世界』になる


まさかの結末……編集

 カズマを『ブラック化』し、おじゃる丸の無力化に追い込んだものの、2人の絆の強固さに作戦が破綻、5回目の敗北を喫するブラックオニーナ。

 その直後、ブラックオニーナ(&ブラニャー)の本体である『鬼神』が現世に君臨した……が、その姿は“大きい鬼のお爺さん”と呼ぶ程に弱々しいものだった。

 そして『鬼神』……改めて鬼神ちゃん(エンディングのキャスト欄で表記されているはブラックオニーナに対し「鬼も人間も妖精も仲良くする時代じゃ」と和平案を提示した後、ブラックオニーナ達をヘイアンチョウに連れ帰ろうとしたが、ブラックオニーナが帰還を僅かに待って貰った後に、おじゃる丸に謝罪し和解するのだった。


余談編集

ブラックオニーナ及びブラニャーの中の人は共に親子である。


関連タグ編集

おじゃる丸


第三勢力


がりぞー:Eテレの悪役繋がりかつ中の人繋がり。こちらは憎めない悪役である。


プリキュアの敵:ブラニャーをうすいさちよに放ち、彼女を闇堕ちさせる様はほぼプリキュアの敵そのものだった為。

ヒトツ鬼:人間の欲望を暴走させる鬼。その中にはうすいのような漫画家や、川上のような会社員の欲望から生まれた個体もいる。

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