データ
概要
アニメ『デジモンゴーストゲーム』にて初登場した某宅急便の配達員風の服を着ており、ジト目が特徴のブラックテイルモンである。
近年デジタルワールドに大量に流れ込んできた宅配便のデータを吸収したことで、ウィルス種であるが、本来の意地の悪い性格は全く無くなり、頼まれた配達物をどんな日でも献身的にしっかりお届けする働き者となった。
仲が良いピストモンの背中に掴まって配達している様子もよく見かけられている。
背中の配達バッグは保温保冷なんでも最適な状態を保つことができ、またブラックテイルモンにしか開閉できないため機密データでも安心である。
配達の邪魔をするデジモンには得意技の『ネコパンチ』や、振り下ろした配達バッグの角でぶつける『バコーニャ』で排除する。配達バッグはとても丈夫で、『バコーニャ』で敵に大ダメージを与えても中身共々無傷。
Uver.のUの意味は不明だが、配達員であることと背中の配達バッグから恐らくは「UberEATS」とかけた名前だと思われる(自転車乗りであるピストモンと組んでいる事が多い点も、配達車両に自転車が多く利用されていることが理由だろう)。
ブラックテイルモンがチョイスされた理由は前述の某宅急便の宅配サービス名を見れば一目瞭然。
アニメでの活躍
「…」
CV:無し
記念すべき第1話から登場。デジモンアニメシリーズでは今作が初登場となる(というよりも事実上本作のアニメオリジナルキャラ)。寡黙な性格であまり感情を表に出さず、言葉を発することも無い。
初登場時では、デジヴァイスVを起動して困惑する宙の前にいきなり現れ、パートナーデジモンであるガンマモンの存在を知らせる。直後に自身はいつの間にか姿を消していた。
その後は、第8話にて高速道路で暴れていたシスタモンシエルを炊飯器のような物で開いたデジタルゲートによってデジタルワールドへ強制送還したり、第13話でシールズドラモンに殺されたボコモンのデジタマを回収したりと度々姿を見せていた。
第14話で再度宙の前に現れ(この際初対面時と共に第8話のシーンも回想に浮かんでいたことから、一応この時も目撃していた模様)、新たなDIMカードを差し出すと、彼が目を離した隙に姿を消す。
こうした神出鬼没ぶりから宙は人間界とデジタルワールドを行き来できるのではと予想しているが、実際にデジタルワールドでも人間界との橋渡し的な存在と認識されている様で、21話でセーバードラモンとダークリザモンは、宙が度々ブラックテイルモンと接触していたことを知り、呼び出してデジタルワールドに帰してもらうべく彼を襲った。
残念ながら宙自身も意図的に呼び出す手段を知らなかったため、両者の襲撃自体は徒労に終わってしまったが、話を聞きつけたのか直後に姿を見せ、遊園地のホログラム発生装置を使ってデジタルゲートを開き両者を帰還させた。
第27話では凍らせたスプラッシュモンをムースモンが引くそりに積み込み回収。その際宙に北斗への手紙を渡され、第31話でムシャモンを送還する際、(殆ど中身のない)返事の手紙を宙に返した。
その後は姿を現さなかったが、第47話にて4か月ぶりに登場。自身が生き残る為に非道な実験を行っていたナノモンと(自分の意思で賛同したとはいえ)その実験に巻き込まれ、死亡したシェイドラモンのデジタマをデジタルワールドへ運ぶ為にひょっこり登場。
その際、今までデジモンと過ごしてきた心情を書き記した手紙を宙から預かり、第51話で返事と共にデジヴァイスVのセンサーを大幅にグレードアップさせるプログラムを仕込んだ「BEMEMORY」を就寝中のガンマモンの元へと送り届けて来た。
最終話でクオンタモンに仕えるブラックデジモン達の一員と判明。
これまで機器でデジタルゲートを開いたり、デジモンやデジタマの回収などを行っていたのは全てクオンタモンの指示に従っているからであった。
進化ルート
バイタルブレス Dimカード エスピモン