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プラレールアドバンス

ぷられーるあどばんす

プラレールアドバンスとは、プラレールの姉妹商品であり、よりリアルさを追求した鉄道トイシリーズである。
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概要編集

2011年に登場した、プラレールの姉妹商品。対象年齢は6歳以上

Nゲージ鉄道模型並みの大きさで、プラレールのレール片側を走行する(現行のレールを複線として走行)。

現在まで、車両、専用レール、専用情景、セット品が発売されている。

後述するが、連結やリモートコントロールが可能となったので、文字通り「進化」したといえるだろう。

車両は主に、新幹線特急電車通勤電車などが発売されている。

プラレール当初のトミカ基準のサイズというものは果たせなくなった。このためトミカと比べるとだいぶ小さい。ただ、貨物列車のコンテナをトミカのフォークリフトで運ぶ場合には良いサイズだと思われる。


プラレールとの違い編集

車体が小さくなり、4両となったが、車両の長さ自体は3両のプラレール車両とほぼ同じである。Nゲージ感覚で楽しむことができるので「大人のプラレール」というキャッチフレーズもあった。

ディテールも鉄道模型並みにリアルで、初期生産商品のほとんどには、なんと方向幕車両番号まで印刷で表示するという徹底ぶりを見せた。現在は行き先や列車番号は印刷されていないものが多い。

ただし、レールの片側を走行する関係上、通常のプラレールよりも脱線しやすいというリスクも伴う。

レールをつなげるときは、段差やレールとレールの間を開けないようにすることが重要。


進化1:連結編集

違う車両同士を連結して走行させることが可能。セット品、単品商品に連結パーツがついており、交換することで連結を楽しむことが出来る。マグネット式ではなく、完全手動である。

なお、2車両を連結・走行させるので、電池も2車両分必要となる。

連結を前提とした2車両が現在もセット販売されている。


進化2:IRコントロール編集

2014年10月、プラレールアドバンスをコントロールすることができる「IRコントロールユニット」が登場。

IRコントローラーで、車両の前後進・加減速(スピード各15段階)、急停車などの操作が可能。

対応車両は「W7系北陸新幹線かがやき」をはじめ、E5系E231系500番台E3系などが登場。今後発売される車両も基本はIR対応になると思われる。

またIRコントロール対応車両は、パッケージに「ACS対応」と赤いマークで記載されているので分かりやすい。

(ACS=アドバンス・コントロール・システム)

ちなみに連結可能車両のIRコントロールは、連結させる車両同士を同じバンドにペアリングさせる必要がある。


進化3:ALS編集

ALSはアドバンス・リンク・システムの略である。

これまでのプラレールはそれぞれの車両がここで動いていたが、それを同じ車両を使用したままでレイアウト内の車両を連動させることができるようになった。

今回は駅のセンサーで列車を感知する方式なのでACS非対応車でも使えると思われる(未検証)。

現在、「H5系 新幹線・連続発車 ステーションセット(2016/6/23発売)」と「プラレール アドバンス 交互発車ステーション(2016/8/4発売)」が発売されている。


注意編集

連結仕様車両のカバーパーツと連結パーツは小さいので紛失には注意。

安定走行させるために、モーター車以外にもおもりが乗っている。

これを外してしまうと軽くなりすぎて脱線しやすくなるので注意。

また、電池は入れたままにしていると、液漏れ等の事故につながるので、遊んだあとは面倒でも電池を外しておこう。

プラレールには破損した時のための連結パーツが別売りされているが、プラレールアドバンスでは別売りされていないので、破損しても交換ができない(使用しない車両から拝借すればできないこともないが・・・)。なので車両を繋げる際は丁寧に行おう。


暗雲…編集

ところが、2016年末を最後に新製品の発表が途絶え、発売が予定されていた323系が発売中止になるなど、暗雲が立ち込めていたが、公式サイトが1年近く更新がないため、シリーズ終了とみても間違いないだろう。

現在、店舗で販売されているものはアウトレットだと思ったほうが良い。

というか店舗でさえプラレールアドバンスの姿を見ることが少なくなってきた。そもそも完全に忘れ去られている店舗もあれば、少量の車両が置いてある程度である。ごくまれに情景などの商品をほぼすべて置いてある店舗もあるが。


結局、「成長したユーザーは本式の鉄道模型へと進んでしまう」という幾多のリアル系鉄道玩具の轍をふんでしまったのだろうか。


ただ、タカラトミーはプラレールのリアル路線という路線を諦めたわけではないらしく、プラレールの規格をそのままにした「プラレールリアルクラス」という製品を2023年から展開するようになっている。


レール・情景部品編集

プラレールのレールや情景部品はほとんど使用可能。

ただし、明らかに脱線するようなレール(ターンアウトレール等)については、専用のレールを販売している。

情景部品は駅関連のもののみ。少し高いが好みで鉄道模型用の建物などを加えても面白いだろう。というかトミーテックが公式で推奨していた。


余談編集

車両単品で「スペシャルバージョン」が発売されていた。対象車両は

の2車種。今後色違いなどのバーションが発売されるのかどうかは不明。


関連リンク編集

プラレールアドバンスオフィシャルサイト

http://www.takaratomy.co.jp/products/plarail/plarail_advance/


関連タグ編集

タカラトミー プラレール 鉄道模型

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