概要
タカラトミーの子会社 タカラトミーアーツが販売するカプセルトイで、1999年に第1弾が発売された。
車両は本家に比べてかなり小型、場所もさほど取らず価格も1回200円~300円と安価となっている。
動力はゼンマイ。一時期はモーター内蔵の車両もラインナップされていたが、高コストなためか近年はラインナップされにくい。近年1度モーター車のみのセットも発売されたが、1回500円と少々お高めの価格設定であり、続弾は出ていない。
一方カプセルトイという特性上、一回で欲しいものが出るとは限らず、編成を揃えるためには結果的にかなりの金額を使ってしまうという弱点もある。
ラインナップ
車両
新幹線をはじめ、特急・近郊・通勤型・機関車のほか、トーマスといったアニメ版の車両もカバーしている。
2017年には史上初のモノレールも発売された。
線路
無動力の車両に直線か曲線が一本同封されている場合が多い。
線路のみ封入されているカプセルもある。
なお、本家プラレールと違い、線路の世代分けが存在する。1999年秋発売の第4弾「L特急・通勤電車編」の1999年内生産分まではレールに枕木を模した突起が用意され、片面しか使えない初代レールで、第4弾の2000年製造分以降は両面使えるようになった2代目レールにモデルチェンジし、2007年春発売の第24弾「東西対決新型通勤電車編」からはカーブの半径が大きくなった現行の3代目レールになった。
レールの世代を超えた接続は、ジョイントレールを使わない限りは不可能。なお、ジョイントレールは当然ながら初代と2代目を繋ぐもの、2代目と3代目を繋ぐものの2種類が存在する。
情景
限定版
デパートや私鉄では限定版が発売されることがある。
デパート版はメッキ車両であることが多いが、私鉄限定版では江ノ電版の各種ラッピング車などかなりマニアックな仕様が入ることも。
限定版のある私鉄
江ノ電(江ノ島電鉄)版
以前から限定版を多く販売しており、一般車両のみならず、かつて走行したラッピング車をラインナップしている。(ALBION号、台湾ラッピング号、SKIP号など)
京浜急行
新1000形、2100形、600形の各種(一般・ブルースカイ、イエローハッピー・新1000形ステンレス車両)がラインナップ。
伊豆急行
リゾート21の各種(一般、キンメ、黒船、リゾートドルフィン)がラインナップ。
入手方法
カプセル機で入手
一番オーソドックスな方法、スーパー・デパート・玩具店などにある。
何が出てくるか分からないためドキドキ感はあるが、欲しい車両を入手するためにかなりの金額を必要とする恐れがある。
通信販売
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価格が高騰していたり、ドキドキ感を楽しめないという欠点がある。