- 玩具シリーズ『トランスフォーマー』シリーズに登場するキャラクター。
- アニメ『機甲警察メタルジャック』に登場するジャックアーマーに変形するジャックマシン。
- ミニチュアゲーム『Warhammer40k』に登場する架空の銃
CV:ジョニー・ハイマー/吹:城山知馨夫、塩屋翼(46話)/2010-石井敏郎、阪脩(13話)
軍事兵器に変形するデストロンの部隊コンバットロンの偵察兵で、原語版での名称はボルテックス(Vortex)。カマンSH-2シースプライト対潜哨戒ヘリコプターに変形(元は旧日本軍の零式艦上戦闘機)する。同部隊のメンバーと合体しブルーティカスとなる能力も持ち、アニメでは主に左腕となるが、玩具はスクランブル合体システムにより手足の各所に合体可能。ヘリコプターのローターは武器としても使われ、劇中では「ブルーティカスは武器の塊」とナレーションされた。ビークルモードで巻き起こす風は突風を起こすだけでなく、下にいる相手を引き寄せ自らの内部に収容し捕獲することもできる。
人物
かつてはメガトロンへの反逆を企てるも失敗し、ボディを破壊された挙句人格を司るパーツ「パーソナルコンポーネント」だけにされた状態でセイバートロン星のデストロン本部に収容されていたデストロンの犯罪者。
度重なる反逆行為に業を煮やしたメガトロンに追放を言い渡されたスタースクリームは第二次世界大戦時の戦地の一つだったガダルカナル島に放逐される。そこで彼は残されていたアメリカ軍と旧日本軍の兵器の残骸を見つけ、メガトロンへの復讐のための戦力にしようと考え、セイバートロン星のデストロン本部に乗り込み収容施設からパーソナルコンポーネントを回収、島の兵器に組み込んでコンバットロンは誕生。兵器を新たなボディとしたメンバーの一人、偵察兵「ボルター」として生まれ変わった。
ちなみに原語版での役職は尋問兵であり、捕虜から情報を引き出す為に乱暴な飛行を行い、恐怖に屈した相手から情報を手に入れた後に始末するという設定だった。
経歴
他のメンバーと同様スタースクリームに従う義理を覚えなかったが、生命維持に必要な部品「エネルギーアブゾーバー」を取り付けられず、確保にはスタースクリームについて行く必要があると不本意ながらも従う事を選ぶ。エネルギーアブゾーバーを入手し、一度はメガトロンを追い詰めるも失敗し、地球から追放されてしまう。その後、セイバートロン星へ攻め込み制圧し、スタースクリームを切り捨てて宇宙へと追いやったが、共にブルーティカスを脅威と感じたメガトロンとコンボイの共闘により無力化される。捕縛されたブルーティカスは再プロミングが施され、メガトロンの忠実な配下となり、謀反を起こしたスタースクリームも結果的に新たな戦力の増強に貢献したということで復帰を許された。
玩具
G1
アニメ放送当時に発売されたボルターの玩具は単品版と5体セットBOXの2形態で発売されたが、単品版はメインローターが外された状態で梱包されている。
ビークルモード時のランディングギアはコロ走行が可能で、メインローターとテールローターは手で回して回転させることができる。
後年のシリーズでも他のコンバットロン共々仕様変更品が発売され、『合体大作戦』のターゲットホークは、リーランド(スィンドルの流用)と共にバトルガイアーの腕となったクラッシュフォーメーションでローターカッターと車輪カッターで何でも切り裂くという設定がある。シャトルガンナー(ブレストオフの流用)と共に足となったフライングフォーメーションでは飛行能力が向上する。
『トランスフォーマーカーロボット』ではヘプターという名称で発売され、バルディガス合体時はシャトラー(ブレストオフの仕様変更品)と共に腕となったフライトミッション(手足の配置はブルーティカスと同じ)が空中戦に適した形態となっている。
トランスフォーマージェネレーションズ
当シリーズではサードパーソンシューティングゲーム『Transformers Fall of Cybertron』に登場したコンバッティコンズが製品化されており、日本ではゲームが発売されなかったこともあり、ボルターではなく原語版準拠のディセプティコンボルテックス名義で発売された。先行販売されたハズブロ版から更にカラーリングが変更され、光沢感のあるメタリック塗装が施されている。手足を入れ替えたスクランブル合体が可能で、合体時の拳はボルテックス本体に収納されている。なお、ゲームではローターを収納し高速移動に特化した形態に変形できたが、残念ながら玩具では再現されていない。
スーパーリンク
日本では単品販売はされず、コンバットロン5体セットでのみの発売となった。同セットのブレストオフのリカラー品であり、G1版と同じく合体時の手足の位置を変更可能。武器のエナジーマシンガンは合体時の拳や爪先に変形し、背部のエネルゴンポケットにはエネルゴンスターが取り付けられる。
ユナイトウォリアーズ
ハズブロより発売された『コンバイナーウォーズ』版ボルテックスから配色を変更し、メインローターの数が2枚から4枚に増えた。前述の2種と同様にスクランブル合体が可能で、武器にもなる拳兼爪先パーツは親指を前後に動かせるので、右腕・左腕のどちらにも対応できる。
第一次メタル(ブラック)プロジェクトで開発されたジャックマシンのプロトタイプ。装着者の脳波で支援する。武器は手持ちの火器。シャドウの上半身と両脚に装着してメタルファイター シャドウジャックとなる。
分離、装着するパターンは既に確立されている。
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ボルター×(幼児化)ファーストエイドです。旧オンゴ2巻とMTMTE2巻を読み、ボルターのかっこよさとファーストエイドのかわいさにやられて書きました。喉から手が出るほどファーストエイドがほしいボルターと、聡明だけどちょっと抜けてる(?)幼児化ファーストエイドの話(どちらも初代)。幼児化という特殊なジャンルが含まれますので、苦手な方はご注意を。途中で出てくるエイド拉致監禁の話ですが、ボルターはそういうことわりとやってそうだなという妄想から生まれたものです。海外ファンフィクから大きな影響を受けています。ボルファーは、ボルターが一方的なイメージです。【追記】閲覧・評価・bkmありがとうございます!このCPからは報われないにおいがしますが、妄想せずにはいられません。10,137文字pixiv小説作品ボルターとクレボルの話
【追記】9/25に加筆・修正しました。初代ボルターとクレボル(クレオンボルテックス)が一緒に生活していたら、という話。短い話が2つあります。1つ目はボルター+クレボル、2つ目はボルファー+クレボルです。1話目の「同名の~」というのは、歴代ボルター(FOCやIDW)のことを指しています。web漫画7話でクレボルの口癖である語尾がひらがなからカタカナ(っくす→ックス)に変更になっていましたが、その前に書いたものなので、ひらがなのままにしてあります。【追記2】ブクマコメントありがとうございます!web漫画のクレボルのかわいさを出したかったので、嬉しいです。6,141文字pixiv小説作品