『妻と娘を迎えたい場所に・・・光の翼が往く・・・!』
CV:飛田展男
人物像
39話のゲストキャラで、ザンスカール帝国ラゲーン基地所属のモビルスーツパイロットの残党。
戦闘技能や指揮系統に優れる軍人であると同時に、妻「レーナ」と二人の娘を愛する良き夫であり、父でもある。
頭部センサーを強化改造した、特殊な形状となったゾロに搭乗する。
カサレリアの自然を非常に気に入っており、『何時の日か妻子を呼んで第二の故郷にしたい』と考えていて、カサレリアを守りたい一心でカサレリアを訪れたウッソ・エヴィンと交戦。
残存しているゾロのボトムターミナルを導入し、特攻をかける戦法でウッソとトマーシュを追い詰めていくが、光の翼の間を通過したゾロ部隊を墜落させられてしまった。 マチスもまた乗機の下半身を失って尚も、上半身だけでビームサーベルで襲い掛かるが、逆にV2ガンダムのビームサーベル攻撃を受け重傷を負う。
ウッソにコックピットを開放してもらい、助け出されたがすでに瀕死の状態であり、自分を撃ったパイロットが少年である事に驚愕しつつも、妻子の写真に手を伸ばしながら死亡。
遺体はウッソによってカサレリアの丘に埋葬された。
余談
この回の最速放送日は1993年12月24日のクリスマスイヴであり、リアタイ視聴者にはクリスマスのトラウマ回でもある。同時にその年のクリスマスイヴの朝日系列は、NKホールをビジュアル系バンドが揺らしまくったり、関西では卵が爆発したりと色々強烈な一日でもあった。
またこの回放送の翌日、ちょうどマチスのように家族を深く愛していた大物芸能人が家族を残して早世する衝撃のニュースが入っている。
関連項目
ウルベ・イシカワ:次回作で同じ中の人が演じるキャラ。マチスが主人公から死ぬことを望まれていなかったのに対し、こちらは主人公から「死んでもらう」と直球で言われるほどの極悪人である。