曖昧さ回避
「ムス子」というタグは、アニメ映画『天空の城ラピュタ』の登場人物であるムスカ大佐の女体化イラストに使用されているため、このタグをつけることが推奨される。
概要
『ドラえもん』のエピソードの一つである、「表情コントローラー」(初出は『小学五年生』1974年6月号、てんとう虫コミックス第15巻に収録)に登場するゲストキャラクター。
いつも無愛想な表情をしており、のび太に対しても「ひっかくぞ。このゴマスリメガネ」と言うなど、口調も乱暴である。そのような点から、クラス内でも「あいつがそばにいるだけで気が重くなる」と言われ孤立している。
それでも、のび太が「あれじゃ、のけものにされるのあたりまえだ」と言うと、ドラえもんは「それは、どっちもどっちだな。のけものにされるから、ますますムスッとすると、いうこともあるだろう」と言っている。
作中では、のび太が彼女をスネ夫の家で行われる遠足のスライドの上映会に誘うために、ドラえもんから借りた「表情コントローラー」を使用して彼女を笑わせる。その結果彼女は周囲から見直されるが、最後は笑い慣れないところに無理に大笑いをさせたためにあごが外れてしまう。
2019年公開の映画「のび太の月面探査記」では、ムス子ものび太のクラスメイトとして顔を見せている。
一部では、ムス子の顔は作者のトキワ荘以来の盟友である石ノ森章太郎がモデルであるという見方もあるようだ(石ノ森の自画像は大きくへの字口にしている為)。