概要
本来は、ノルウェーのロフォーテン諸島を構成するモスケネス島の周辺海域に存在する強い海流と、それによって生み出される大渦潮をさす。
"Moskenstraumen"(モスケンスラウメン)=『モスケンの渦潮』とも。
『モスケネス島』自体が、現地語の『波飛沫(mosk)』に由来する。
英語表記は "maelstrom" 。
日本語のカナ表記は『メイルストロム』『メイルストローム』『メールストロム』『メールストローム』『メールシュトローム』『ミールストーム』など。
創作
自然界の大規模な現象は人々の心に大きな影響を及ぼし、人智を超えた巨大な神や怪物の存在を植えつけてきた。
モスケンの渦潮はクラーケンが引き起こす現象といわれており、ヴェルヌやポオの小説にもその描写がある。
近代の漫画・アニメ・ゲーム等でも、『海との関わりがある強者』が同名の技を使用することがある。
使用者
バルバリシア他(ファイナルファンタジー4「ミールストーム」表記)
複数種(サガフロンティア)(プレイヤー側メンバー含む)
水属性の恐竜(古代王者恐竜キング)「アクアボルテックス」表記
その他の用法
『Wizardry』シナリオ#5のタイトル "Heart of the Maelstrom" 。
邦題は『災渦の中心』(SFC版・1992年)と『災禍の中心』(PS版・2001年)の二通りがある。
関連タグ
本名が「メイル・シュトローム」だが、名前の由来がRPGでイカのモンスターがこの魔法を使用していたことからということを嫌がってこの名前か「トモノリ」で通している
登場勢力の一つであるエゥーゴがメールシュトローム作戦を決行、最重要施設の一つであるグリプス2奪取に成功する。