概要
ユラ(ロックマンエグゼ)とは、『ロックマンエグゼ2』、『ロックマンエグゼ5』『ロックマンエグゼトランスミッション』に登場する電気属性ウイルス である。
空中に浮かぶ電気を帯びた機雷のような姿をしている。『エグゼ2』で入手できるチップの名前がサテライト系なので、衛星がモチーフだと思われる。
出現場所から自エリア左端までを上下に移動し体当たり攻撃を行う。ちなみに技名は「オービット」。
左端まで到達すれば出現場所に戻り、わずかに隙ができるので、底をつけば攻撃を当てられる確率が高い。
また、自エリアへの侵入時に「イアイフォーム」を使えば楽に倒すことができる。
このウイルス自体が電気属性のため「ヒライシン」も有効で、移動する前に使えば発動する。
進路に障害物があればそれを中心に周辺をゆっくり数回転する習性があり、置物で足止めすることも可能である。
上位種になるほどスピードが目視で避けるには難しいほどになるため、戦闘が開始するとすぐに何か置物を設置しておきたい。
ちなみに、『ロックマンエグゼ4』のラスボスであるデューオが発射してくる機雷にも「デューオユラ」という名称が付けられている。
こちらは揺れが縦2マス分であり、置物の周りを回転する修正はない。デューオ本体のバージョンが上がるにつれ移動スピードが上がっていく。特にSPの時の移動スピードは、『5』に登場するユラリオンEXと同等かそれ以上ある。
初登場の『2』ではフロートシューズがヒビパネルの無効化に対応していないため、このユラ系もヒビパネルを通過すると穴パネルに変えてくる。
上位種は中間種の「ユラユラ」、最上種は「ユラリオン」、『5』ではEx版も存在する。
バトルチップ「サテライト」、「スペースユラ」
サテライト系は『エグゼ2』、スペースユラ系は『エグゼ5』で入手できる。
ユラは上下に蛇行して進み、敵を貫通する。
置物に当たった場合、その周囲を2回転する。
サテライト系とスペースユラ系の違いは、発動時に暗転する点、相手を必ず貫通する点、置物の周囲で回る点の3つである。