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概要

2009年8月7日放送「のび太の中ののび太」に登場。

使用者の望む夢を見ることのできる機械。モニターテレビに操作系統があり、コンフィグはそれを用いて行う。ちなみに睡眠には付属の枕を用いる。しかし夢の世界が使用者当人にとってあまりに居心地のいい設計になっているため、気の済むまで眠り続けてしまうことがある、ということが既知の問題として知られている。

ストーリー

のび太はカレンダーで今日、8月7日が自分の誕生日であることを確認し上機嫌になっていたが、部屋に帰るとドラえもんポケットを探って探し物をしていた。そんな中のび太は、部屋に置かれていた機械に触ろうとするとドラえもんんは大慌てで止めに入り、この機械は「ユーメー人」という道具で、説明と共に危険性も伝え、触るなという張り紙をして再び作業を始めだした。

そして今日が何の日か聞いても忙しいからと、早く部屋から出て行くよう言われてしまい、今度はしずか達に今日は何の日か聞くことにした。だが今度もスネ夫は鼻の日、しずかはお花の日、ジャイアンはバナナの日と答えられ、待つように言ってもジャイアンにしつこいと言って突き飛ばされてしまった。

これに気を落として帰宅すると、ママからちょっと来るよう言われ、誕生祝いをされると思いワクワクしながら向かったが、ママが持っていたのは0点の答案で、今度頑張るからと言っても許してもらえずこっぴどく叱られてしまった。部屋に帰ったのび太は今日は自分の誕生日なのにと泣きわめくが、ふと先ほどのユーメー人が目に留まり、せめて夢の中だけでも楽しもうと起動させた。

そして縁日の射的でうさぎのぬいぐるみを落とし、しずかから感謝されたり、タコ焼き屋をしているジャイアンとスネ夫を因縁を付けたチンピラから助けたり、この2人からも感謝された。そしてそこに「ビヨーン団」と名乗る怪人たちが現れ、しずかを人質にした上、人々を洗脳し祭りを乗っ取ってしまったので、「ノビタマン」というヒーローに変身しパンチで撃退。だが直後に彼らが合体、巨大化したので、自身も巨大化し足で踏みつぶし撃退した。

その後も皆と海水浴をしたこと、幼少期に両親や祖母から誕生日を祝ってもらったこと、小型恐竜に乗って楽しんだことなどを思い返していた。だがその時現実では、部屋に帰ってきたドラえもんが、のび太がユーメー人を使って眠っているのを発見し起こそうとしてもダメで、やって来たしずか達にも事情を説明し、リスクも伝えた上で皆でのび太の夢の中に突入。

するといつもの空地に着いたが、そこには色々な海の生物が泳いでいて、その後も色々な動物が歩いていた李、ピー助やパオパオまで出現していた。更にドラえもん達は西遊記や桃太郎、水戸黄門の一行になってしまったり、のび太に涙ながらに謝罪する大量のスネ夫、ジャイアンまで出現する始末だった。そしてとうとうのび太の家に到着し、ドアを開けるとそこには入浴中のしずかが出現。

皆がにやけている中しずかがドアを開けると、今度はいつもの廊下が出現したが、階段からのび太似のウサギが出てきて、捕まえようとすると床に落ちてしまった。そしてその先の穴だらけのエリアでうさぎを捕まえることはできたが、その時空間が90度傾いたことで一同は底の方に落ちてしまい、階段のエリアで捕獲に失敗すると、今度は砂漠からの0点の答案の墓場に到着。

これにジャイアンとスネ夫は嫌気がさし、もう現実に戻るといいだしたが、しずかの閃きで答案を100点に書き変えることに、ドラえもんが「らくがくじゅう」でそれを実行。すると家の廊下に戻ることができたが、ジャイアンが「のび太が100点取れるわけないのに」と言ってしまったことで、うさぎが気を落とし空間が凍り出してしまい、ドラえもん自分のせいだから皆に戻るよう言ったが、ジャイアンを始め皆が自分達を含め皆のせいだということになり、脱出用のスイッチも壊して先に進むことになった。

そして部屋にたどり着くとそこには、凍り漬けになってうずくまるのび太がおり、皆は必死に謝ると共に訴えかけ、「誕生日おめでとう」と言うと氷が砕かれ現実にも戻ることができた。そしてのび太も目を覚まし、能天気なのび太にジャイアンは怒って迫ったがスネ夫がなだめて落ち着かせ、そこにママもしずか達が持ってきてくれた誕生日ケーキを運んできてくれた。

更にしずかから無視していた訳ではなく驚かせようと思っていただけと明かされ、皆から誕生日を祝ってもらったのび太は嬉しさのあまり「まるで夢にたいだ」と言ったが、これにドラえもん達は「夢はもうやめてー!」と逃げ出して行った。

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