概要
『仮面ライダー龍騎』のTV本編にて、ライダー同士で戦おうとしない手塚海之こと仮面ライダーライアに対し、神崎士郎から渡された疾風のサバイブカード。しかし神崎の挑発に乗るまいとした手塚は、疾風のサバイブカードを自分では使わず、後に秋山蓮こと仮面ライダーナイトに譲渡した。
つまりライアサバイブとは「もし手塚が疾風のサバイブカードを蓮に渡さず、自分で使用していたら」という設定の下でデザインされた、ライアの最強フォームなのである。デザイン担当は龍騎本編でミラーモンスターのデザインを担当していた篠原保氏。
召喚機のエビルバイザーはアーチェリー型の「エビルバイザーツバイ」に変化し、彼の契約モンスターであるエビルダイバーはイトマキエイ型の「エクソダイバー」(6000AP)に進化している。ファイナルベントは8000APで、必殺技の名称は不明。
上述の通り、IF設定からデザインされたフォームである為、映像作品には未登場だが、2008年では「ART WORKS LIMITED」でフィギュアが発売されている。
また、2018年にCSM化されたVバックルでは、ライアのカードデッキをセットした状態でサバイブカードを引き抜くと、ナイトサバイブのように風の吹く音が鳴る仕様になっている。
公式監修書籍である『仮面ライダー龍騎超全集』でもライアサバイブに関して触れられており、もしライアサバイブになっていれば王蛇を倒せてもおかしくなかったのだが、変身しない事が運命の分かれ目になるという事を悟った手塚があえて変身を拒否し、蓮に託したのではないかと述べている。
関連タグ
仮面ライダーライア サバイブ
仮面ライダーブレード:ライアサバイブと同じく篠原氏にデザインされた、「もし斉藤雄一がガルドサンダーと契約し、仮面ライダーになっていたら」という設定の下デザインされた仮面ライダー。