概要
『仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダーの1人である仮面ライダーライアの最強フォーム。公式では登場していない妄想フォームである。
TV本編にて、ライダー同士で戦おうとしない手塚海之/仮面ライダーライアに対し、神崎士郎は疾風のサバイブカードを渡した。しかし士郎の挑発に乗るまいとした手塚は、疾風のサバイブカードを自分では使わず、後に秋山蓮こと仮面ライダーナイトに譲渡した。
公式監修書籍である『仮面ライダー龍騎超全集』ではライアサバイブに関して触れられており、もしライアサバイブになっていれば王蛇を倒せてもおかしくなかったのだが、変身しない事が運命の分かれ目になるという事を悟った手塚があえて変身を拒否し、蓮に託したのではないかと述べている。
また、2018年に発売された「CSM Vバックル」では、ライアのカードデッキをセットした状態でサバイブカードを引き抜くと、ナイトサバイブのように風の吹く音が鳴る仕様になっている。
『妄想戯画』
雑誌『宇宙船』でかつて連載されていた、デザイナーの篠原保が版権もののオリジナルCGイラストを掲載するコーナー。
同コーナーの2003年1月号掲載分である第4妄想~ 『ロストナンバーズ』にて2体のオリジナル仮面ライダーのイラストが掲載された。そのうちの1体が仮面ライダーライアサバイブである。
「もし手塚が疾風のサバイブカードを蓮に渡さず、自分で使用していたら」という設定の下でデザインされた、ライアの最強フォームである。デザイン担当の篠原は『龍騎』本編でミラーモンスターのデザインを担当していた。
召喚機のエビルバイザーはアーチェリー型の武器に変化し、彼の契約モンスターであるエビルダイバーはイトマキエイに似た「EXODIVER」(6000AP)に進化している。ファイナルベントは8000APで、必殺技の名称は不明。
カードデッキの配色変化のパターンは龍騎サバイブやナイトサバイブのそれとは異なっており、ベースカラーがサバイブの象徴たるゴールドでライアのライダーズクレストがパーソナルカラーのピンクになっている。
上述の通り、IF設定からデザインされたフォームである為、映像作品には未登場だが、2008年では「ART WORKS LIMITED」でフィギュアが発売されている。
関連タグ
王蛇サバイブ:映像作品では未登場のサバイブで「SURVIVE-疾風-」のアドベントカードによってパワーアップする点も共通している。ただし、こちらは後に満を持して公式化となった。
その気になってガルドサンダーと契約しちゃった斉藤雄一:『妄想戯画』で同時に掲載された、篠原が「もし斉藤雄一がガルドサンダーと契約し、仮面ライダーになっていたら」という設定の下デザインした仮面ライダー。