概要
『肥満体のオランウータン(只し、顔はマンドリル)』めいた外観をしている。
『伝説の怠け者モンスター』とされ、立って歩かずに尻で歩く。
前述の怠けっぷりに加え、極めてブサイクな顔面、くしゃみやパックウィンド等の下品なアクションの多さから、女性からの人気は皆無に等しい(しかし、見慣れればワームのように可愛く見える……はず)。
寿命がとても長いのだが、それを相殺するように『真面目さが低い』為、忠誠度を上げてのリセマラを繰り返さないと、まともに強くならない。
ステータスはプラントに匹敵する勢いでライフが伸びるが、それ以外は可もなく不可もなくな程度。
技持ちもプラント同様に、ちから技・かしこさ技そろって距離に穴があるも、ちから技のダメージは総じて高い為、ちから技で戦うのが基本。
ちなみに、サルだけあってジャングルの修業が得意なのだが、賢さが伸びにくい上に、ガッツダウン技は賢さ技なのであまり嬉しくないのが現実だったりする。
1時代
隠しモンスター扱いで、「カララギ遺跡から『マジックバナナ』を入手後、『育生方針:超溺愛』のモンスター同士で合体」させて誕生する。
しっかりと育て上げれば、大体の相手を秒殺出来る強さを誇り、特に超必殺技Aの「回転投げ」のダメージは圧巻の一言に尽きる。
しかし、基本技の「たたきつけ」の性能がブッ飛んでおり、これだけでも戦えてしまう。
2時代
2でも続投し、まさかの「正規モンスターの仲間入り」を果たす。
又、一部から『初心者救済用モンスター』と称される程、強力なテコ入れがされている(性格が不真面目とするよりは、怠け者なだけになっている)。
以下その理由たる内容
・相変わらず基本技のたたきつけが、一般的な大ダメージ技並みの威力、それでいて命中率も安定している、申し訳程度のガッツダウンと狂っている。
・性格も怠け者なだけとあるように、おねだりが「休み」を要求するのが多くなっただけであり、純血をのぞいてほとんどヨイモン。更にその純血のワル具合もそこまで気にする必要もなく、ゲームを始めたばかりの初心者も問題なく進行できるレベル。
・伸びやすいライフは据え置きに、ちから、丈夫さと肉弾戦のパラメータを中心にかしこさを除き、徹底して無駄を省いた見た目からは想像できない洗練された能力バランスを誇ると、劇的なパワーアップを果たす
・そのかしこさもボス(ガリ派生)ならカバーが可能。これにより技性能を犠牲に素のスペックで勝負している者、寿命を犠牲に高い能力を持つに並ぶ勢いの、それも“長い寿命”と“強い技”を両立した上で、完成されきった適性バランスを引っ提げてしまった。下手すりゃヒノトリなんぞよりよっぽど最強のモンスターである(しかも意地悪にも最初から手に入る)。
・更に、ただでさえたたきつけ一本で戦えるのに、修行でコスパがよくて強力な技をドンドン覚える。遅いガッツダウンも補正がそれだけ掛かり、却ってメリットになる。
とまあ、新規の技モーションもなければ、特別新たな派生種の追加もあるわけでもないのに、なんでこんなところで優遇されまくっていたのかは永遠の謎である。
もしかすると、超サイヤ人から取っているのかも知れない。レア種のゴールドダストのビジュアルからして説得力のある話である。
だが、そのお世辞にもかわいくないブサイクなビジュアルから、見た目適性がEと宣う輩も居るが、それもそいつのその恐るべき戦闘力の前で恐れをなしたが故の、負け惜しみと割り切って全然差し支えはあるまい。
一方、敵としてはワーランモが見せるパクパクバナナで回復できず、勝手にガッツダウンの負のイメージも強く、ヒールズ杯で登場するオットーは出会う事態がまずなく影が薄い。
敵専用ノラモンであるキングラウーも、バグでナギール発売までしか出会えない為、出会い事態がまず難しかった(移植版では修正、更に自分でキングラウーを育成可能になった)。
ちなみにこの「たたきつけ」の異常な性能から一部から
「修行しないでランクを上げていきなり修行場の担当の態度を丁寧にさせる」という特殊な遊び方には最適なモンスターと言われている(この遊び方をするにはラウーを使う以外はバランス以外の技を追加で覚えたモンスターを再生させるぐらいしかほぼ不可能)。