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概要編集

2005年10月18日から2013年9月10日までTBS系列にて放送されたバラエティ番組。

ダウンタウンを筆頭にお笑い界の第一線で活躍する芸人をこぞって参加させた豪華な内容であり、当時の若手芸人も積極的に参加する多彩な内容であった。

視聴率は良かったものの、年を経るにつれてレギュラーメンバー陣が仕事の関係で全員集まることが困難になり、2013年に番組は終了した。


なおリンカーンの名物企画「芸人大運動会」は特番として残っており、現在も年に一回のペースで開催されていたが2019年に雨上がり決死隊宮迫博之闇営業問題の不祥事によって活動自粛(2021年に解散したため、事実上降板)。その他にダウンタウンの多忙や新型コロナウイルス流行の悪環境が重なり、2019年を最後に放送終了。14年間の歴史に幕を下ろした。


2023年10月から後継番組としてかまいたち見取り図ニューヨークモグライダーがキャストを務める『ジョンソン』を放送。


番組名の由来編集

「リンカーン」とは、かの有名な 第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの演説の中にある「人民の人民による人民のための政治」の「人民」と「政治」を「芸人」と「番組」に変えたもので、「芸人の芸人による芸人のための番組」という意味。


後継番組の「ジョンソン」はリンカーン政権において副大統領を務め、リンカーン暗殺に際して第17代大統領となったアンドリュー・ジョンソンに由来していると思われる。



出演レギュラー編集

2009年3月までは「ぐっさん」こと山口智充もレギュラーとして出演していたが、地方局の仕事が多くなり、出演が困難になったため途中で降板した。

レギュラー降板後もおぎやはぎバナナマンと同じように準レギュラーとしてホラーナイトリンカーンなどに出演している。


主な企画・コーナー編集

芸人大運動会編集

レギュラーメンバーを含む芸人たちがガチの戦いを繰り広げる運動会。おもに浜田組と松本組に分かれて戦う。しかし、浜田の独裁政治や宮迫の「選抜200m競走」や出川哲朗が大乱闘に巻き込まれ身ぐるみを剥がされたりするのは毎年の恒例行事となっている。参加者はいろんな意味でくたくたになる。

番組終了後も特番として放送されていたが、2020年~2022年で新型コロナウイルス流行の影響で開催中止。


その後、2023年では前述の『ジョンソン』の放送開始第1回放送を記念して新競技を追加して3年ぶりに復活、キャプテンを濱家組と山内組で行われる。

また今回新ルールとして至る所に様々なイタズラが仕込んでありいたずらに引っかかった人にはボーナス1万円、昼食中併設されていた喫煙所でタバコを吸っていた光景を隠し撮りしており1番タバコを吸った人=運動会をサボった人とみなされペナルティ-15万円。


リンカーンRADIO編集

「お耳の恋人DJ山口」こと山口智充が一夜限りのラジオ番組を流し、メンバーがドライブをする。ミッドナイトリンカーンのように感動系でメンバーの涙腺を刺激することもあれば、ホラーナイトリンカーンのように真夜中にひとりきりのメンバー達に恐ろしい怪談話を流す肝試し的なラジオもある。毎年夏に行われ、特別編では恐怖企画から逃げ惑うビビりの三村に三村以外のメンバーたちがドッキリとして一人でさせていたが、ドッキリと分った途端に泣き出しそうになっていた。


説教先生編集

番組やメンバーに不満のある芸人たちが生徒となったメンバーに怒りをぶつけるコーナー。かなり理不尽で無理難題を強制的にやらされることが多く、ガレッジセールの回では浜田が泣き出して(?)しまったり、三村や松本が強制的に逆上がりをさせられるという地獄を味わった。

逆にあるコンビ片割れは顔は蒼白緊張のガチガチ状態になり、その後10年以上共演できないほどのトラウマを負った。


激論!朝までそれ正解編集

ショートコーナーの一つで「○○(ひらがな一文字)からはじまる○○なもの」を書いて出し合い、浜田を議長にし最も多くの賛成を得た解答が正解となる(たまに浜田の独断などで決定することもある)。宮迫や天野が正解率が高いが、大竹はほとんど残念な解答を出すことが多い。また、松本が自分の解答に自信を持っていることが多いが、三村とともに下ネタ的解答をくりだすこともあった。


リストランテリンカーン編集

料理に縁の無いお笑い芸人が本格的な料理に挑み、レギュラー陣がそれを試食するというコーナー。味がとんでもないことになってしまうのはご愛嬌だが、中には本気でレギュラー陣を驚嘆させる絶品料理を振舞った芸人も存在した。

レギュラー陣9人が行った後は、複数の芸人が参加する形となった。


リンカーン芸人タワー編集

若手芸人が高層ビルを占拠し、各階ごとにテーマを決めてリンカーンメンバーにネタを披露するコーナー。大御所からマイナー芸人まで幅広く参戦しており、中には2016年のR-1ぐらんぷりで優勝したハリウッドザコシショウのような後年活躍する芸人も含まれていた。


巨大化してみよう編集

食べ物や割り箸鉄砲等、あらゆるものを巨大化するためにメンバーが奮闘する企画。毎回多くの芸人が助っ人として参戦する。しかし役割分担に時間がかかる、仲間割れする等の段取りの悪さに浜田がキレるのが恒例の流れとなっている。また一回は失敗してしまうため、番組内でも屈指の高予算企画としても有名。


限界を調べてみよう!!編集

様々な飲食店の皿やジョッキが何枚あるかそれが無くなるまでひたすらに食べ進める企画。

当然レギュラー陣のみでは不可能なため、毎回多くの助っ人(準レギュラー、スペシャルゲスト等)を総動員して行う。


赤字大反省会編集

番組が大赤字になっている状況を見直すための総集編。2006年に二回行われた。

半年間で制作費が多く掛かった企画をランキング形式で発表する企画。高予算企画10個と低予算企画3個を発表し、その内訳に浜田の機嫌が徐々に悪くなっていくのが特徴。

余談編集

「世界ウルリン滞在記」と言う企画ではヒップホップ集団「練マザファッカー」に中川家の中川剛が潜入し、ラップを習得した。またヒップホップ界では浸透していた「ディスる」と言う単語がネット上でもこの企画から浸透した。


さらに同企画で、「ゲイのマーチングバンド」にFUJIWARA藤本敏史が潜入。マーチングバンド内で流行ってた単語「どんだけぇ〜」が流行り、流行語大賞となった。流行語大賞ではIKKOが獲得したが、この企画にIKKOは全く関与していない。藤本も指摘しているがIKKOが明らかにパクったのは、この番組を見てた視聴者なら割と常識だが、世間ではあまり知られていない。

関連タグ編集

TBS バラエティ

水曜日のダウンタウン

STUDIO4℃:OPアニメーションを制作

ジョンソン:2023年開始の後継番組

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