概要
1985年9月9日生まれ、クロアチア・ザダル出身のサッカー選手。
幼少期に母国でユーゴスラビア内戦を経験し、同じ名前を持った祖父を失なっただけでなく、避難先での生活を余儀なくされる。
少年時代に地元のNKザダルの下部組織に入団、その後ディナモ・ザグレブに引き抜かれる。
トップチームデビュー後にHŠKズリニスキ・モスタル、NKインテル・ザプレシッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)などにレンタル移籍される。
その後同チームに復帰。
2006年にクロアチアA代表デビューを果たす。
2008年にトットナム・ホットスパーに移籍、2012年よりレアル・マドリードでプレーしている。
2018年にはFIFAワールドカップでクロアチアを初の準優勝に導き、大会MVPにあたるゴールデンボールを受賞した。
クロアチア年間最優秀選手賞に最多の9度選出、2015年にFIFA/FIFProワールドイレブン、2016年にはUEFAチーム・オブ・ザ・イヤーにクロアチア人で初めて選ばれた。
2018年、東ヨーロッパ出身選手で初めてUEFA欧州最優秀選手賞、FIFA最優秀選手賞を受賞し、クロアチア人初となるバロンドールにも選ばれた。
日本との関係がそこまで深い選手ではないが、幼少期に周囲のサッカー少年達がキャプテン翼の話題で盛り上がっていたことは自伝で述べていたり、自身のキャリアについては「日本の三浦くらいの年齢まで頑張りたい」と語っていたことがある。また、代表戦以外ではFIFAクラブワールドカップ2016決勝で大躍進していた鹿島アントラーズと対戦したことがあった。