概要
年齢:15(X)→16(GX)
惑星ズーからやってきた狼の獣人の容姿を持つF-ZEROパイロット。レース外では孤児院の院長を務めている。
一人称は「私」。
知能がやや低い種族とされているが、その身に備わった類まれなる反射神経と運動能力をレースに活かしている。
12年ほど前に大勢が犠牲となった大規模戦争が発生し、レオンもその戦争で両親を亡くしてしまう。しかし敵軍兵士であるファーブル・アニマールが軍を裏切ったことで形成逆転、惑星ズーは勝利へと導かれ戦争は終結した。
その後、惑星ズーの復興を目的としてF-ZEROマシン・スペースアングラーがファーブルによって製作され、そのパイロットとしてレオンが選出されている。F-ZEROへの参加理由はグランプリで優勝し、高額の賞金を手に入れて貧困に苦しむ惑星ズーの人々を救う為である。
インタビューの一言一言から伝わる通り故郷に対する想いと責任感は非常に強い。特に子供達に対する愛情は人一倍であり、趣味でサッカーを教えているほか、優勝賞金でたらふくご馳走したりサッカーコートを作ろうと考えている。
下記の専用EDでは一対一のレースを放棄し、レース中に発見した捨て猫を拾うという彼の優しい一面を垣間見る事ができる。
アニメ『ファルコン伝説』
CV:野島健児
10月21日生まれで血液型はA+。
ルーシーに気がある謙虚な青年。一人称は「僕」。
ファルコンハウスで働いており、F-ZEROパイロットとしてはローカルで活躍しているという原作と異なる点が存在しているが、何よりも決定的な相違点は人間体が存在することであろう。
アニメ版における惑星ズー出身者は世代交代を重ねる内に半獣の種族と化しており、普段は地球人に近い容姿をしているが、極限状態において獣の姿に変身しパワーを発揮することができる。
レオン自身は凶暴な先祖と異なり穏和であるが、満月を見るだけで感情が昂り獣人姿に変身してしまうため、それが原因で猛獣ハンターのビーストマンから付け狙われていることに頭を悩ませている。
宇宙の至る所で身を潜めている同じ境遇者達を救うために、流離のレーサーとなった経緯を持つ。
作中、リュウには自ら秘密を打ち明けるが、ルーシーに対しては正体を伏せたままミュートシティでのレースを最後に街を出て行くことを決意する。
そしてレースの最中、エレガンスリバティのコクピットが潰れそうになったところを野生の力を解放しルーシーを救出。獣人姿を晒したことでビーストマンに再び狙われるが、リュウの「ビーストというだけで、何の罪も無い奴を殺すのか!」という問い掛けにより、暫しの沈黙の後に見逃されることとなる。
そのままルーシーには何も告げず街を去っていったが、彼女は既にレオンの正体に気付いていた。
搭乗マシン
マシン名 | スペースアングラー(SPACE ANGLER) | 重量 | 910kg |
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エンジン | ANIM-01-7×2 | 製作 | ファーブル アニマール |
性能評価 | ボディC/ブーストC/グリップA | マシンナンバー | 19 |
戦争の傷跡が今もなお残る惑星ズーの希望の光として製作されたF-ZEROマシン。その青いカラーリングは惑星ズーの空の色をイメージしたもの。
初登場の『X』は最高のグリップ力に加え、軽量級である故にブーストも数値以上の加速力を有していた。
使用可能条件は性能相応に厳しく、複数のグランプリ高難度優勝は必須だが、最高速タイムアタックに欠かせない1台なので挑戦する価値はある。
『GX』で大幅な弱体化が為され、加速が全マシン中最低且つブーストが性能表示の偽り全開でE相当まで落とされている。
しかし、セッティングにおいて加速1.1程度までなら標準設定よりも最高速度が下がるどころか逆に僅かに上がるうえに、加速やブースト性能もある程度改善されるので扱いやすさが向上する。
有志による通常走行の走り比べ(YouTubeより) → https://youtu.be/IGBEEpBtRu0
また、世界観が異なる『ファルコン伝説』『CLIMAX』においても加速が悪い上にブースト後の失速が酷い。もう許してやれよレベルの仕打ちと言わざるを得ない。
アニメ版の設定としては一般車両を改造した機体であることが攻略本や『CLIMAX』のキャラクタープロフィールで判明している。