レプティレス・ナージャとは、遊戯王OCGに登場したレプティレスに属する闇属性爬虫類族効果モンスター。
ステータス
星1/闇属性/爬虫類族/ATK0/DEF0
このカードは戦闘によって破壊されない。
このカードと戦闘を行ったモンスターはバトルフェイズ終了時に攻撃力が0になる。
自分のエンドフェイズ時、フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードを表側攻撃表示にする。
概要
初登場はABSOLUTE POWERFORCE。新たな「レプティレス」の一体である。
フェミニンなモンスターが揃うレプティレスの小粒モンスターらしく萌えを意識したようなイラストであり、それ故に絵描き受けはいい。
星1・攻守0と、ステータスはか弱いが効果は結構強力。攻撃力を0にしてビートダウンデッキを無力化するというレプティレスのコンセプトを象徴した一枚と言える。
ステータスや属性の関係上サーチ・特殊召喚する手段も豊富である。
名前の由来はフードコブラ科の学名からとの説やナーガとのダブルミーニングであるという説が有力。断じて海外では成功したが日本では大コケしまくった例のアニメではない。
活用法
【レプティレス】のみならず爬虫類族を扱うデッキならば三枚投入しても損はない。
光属性モンスターが入る【ワーム】や【エーリアン】に投入すればこれらのデッキにカオスモンスターを投入することも可能になる。
小粒にもかかわらず戦闘破壊耐性を持っているため効果との相性も良く壁役としては最適なように思えるが、エンドフェイズには十中八九攻撃表示になってしまうため放置しておくと次のターンはほぼサンドバッグにされてしまう。
攻撃を誘って魔法の筒でも仕掛けるか、毒蛇の供物で除去に変えてしまうのが良いだろう。
リンクモンスターの素材として利用するのも有効であり、レベル1という点からリンクリボーの素材や自己再生コストに利用したり、相手の場に攻撃力0のモンスターが存在する状態を利用できるレプティレス・エキドゥーナの素材にする事も考えられる。
攻撃そのものは通しつつもライフポイントへの戦闘ダメージだけを0にできる和睦の使者やガード・ブロック、逆に相手にダメージを受けさせるディメンション・ウォールや、ライフに還元できるレインボー・ライフとも相性がいい。
逆に言うと相手がこのカードを攻撃表示で棒立ちにさせた上で魔法・罠カードを伏せている場合、上記のように敢えて攻撃を誘っている事を警戒したほうが良い。
そう思わせて相手の攻撃を躊躇させるブラフにする事も考えられるが。
また、爬虫類族には受けた戦闘ダメージに応じた攻撃力のモンスターを特殊召喚できる永続罠ダメージ=レプトルや元々の攻撃力は0(つまりダメージ=レプトルで容易に召喚できる)でも墓地に存在するカードの枚数に応じて自身の攻撃力を爆発的に上げることのできるワーム・ヴィクトリー、毒蛇王ヴェノミノンやその進化形態である毒蛇神ヴェノミナーガ(ダメージ=レプトルでは呼べないが)が存在するため敢えて攻撃を受けた上で相手モンスターの攻撃力が0になった所に強烈な反撃をたたき込むという戦法も考えられる。美人局とか言わない。
ただし効果が発動するタイミングの関係上、相手モンスターの攻撃力を0にしたとしても、そのモンスターを攻撃できるのは次の自分のターンとなる事には注意が必要。当然その前にリリースや各種素材として処理されてしまう事も考えられる。
エクストラデッキのモンスターの素材として処理される事を防ぐ虚無空間、相手ターンに相手モンスターの攻撃力を0にした後そのままエンドフェイズに移行させる端末世界等と併用するのも手かもしれない。
その他、闇属性・守備力0の非チューナーなので、カメンレオン、悪夢再びなどの恩恵を受けられる。前者はこちらと同様、爬虫類族でキングレムリンでサーチできるので、併用は難しくない。