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六鬼衆

ろっきしゅう

セガゲームスの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズに登場する集団。初登場は『ソニックロストワールド』。
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概要編集

ロストヘックスに住む「ゼティ」という戦闘民族で、英語名は「Deadly Six」。作中ではザボックを筆頭にした計6名の存在しか確認されていない。


飯塚プロデューサー曰く、モデルは日本。ロストヘックスという未知の大陸に住んでいるという設定から、彼らも未知の存在を表す意味合いとして、カートゥーン調のデザインになったという。

なお初期構想では本当に英語表記を「ONI」にしようとしたが、日本の色が強すぎてしまうため海外スタッフから没にされたとの事(因みに海外版の非公式wikiでは、六鬼衆の直訳として“Band of Six Oni”が用いられている)。

エッグマンが六鬼衆を操っているアイテムが法螺貝なのも、どことなく日本の戦国時代を彷彿とさせ、直接は見えないものの細かいところで和風テイストが隠されていることがわかる。


ソニックロストワールド編集

初登場からしばらくは「エッグマン六鬼衆」と(エッグマンが勝手に)名乗っており、自分達の力を抑制される特殊なホラ貝を手に入れたエッグマンへ強制的に服従させられ、不満を募らせていた。

しかしストーリー中盤、ソニックが知らずに彼の手からホラ貝を蹴り飛ばしてしまったのを機に反旗を翻し、ストーリー終盤までDr.エッグマンに代わる新たな敵として一行の前に立ちはだかり、磁場を狂わせて機械を操る能力で、エッグマンのメカを自分達の物にしている。


「眠っていた貴様らを叩き起こし……」とエッグマンが語っていたことから、何かしら封印されていた、休眠状態だった可能性があるが、その詳細は語られていない。


その後編集

ソニックに倒されてからは音沙汰がなくなっていたが、後にザズが『ソニックランナーズ』や『マリオ&ソニックATリオオリンピック』及び『マリオ&ソニックAT東京2020オリンピック』にて選手として、ザボックも後述の『マリオ&ソニック』の他、『ソニックフォース』『チームソニックレーシング』にも出演した。

『ランナーズ』でのザス曰く、あれ(『ロストワールド』の後)から復讐の機会を待ち続けていたらしい。


メンバー一覧編集

ザズ編集

zazz

「上等だぁ許さねえ!!」

CV:青山穣


細身の身体ながらメンバーの中で最も好戦的な戦闘狂(公式ホームページでも”三度の飯より好き”と言われている。)。

『ロストワールド』では第1ボスとして登場。エッグマンから与えられた月型メカ「エッグムーン」を武器にウィンディヒルでソニックと戦う。

因みに六鬼衆達のソニックへの挑発や罵倒ボイスが多い中、彼だけはソニックを(実力者として)褒め称えているシーンがある。


ゾモン編集

ゾアゾモ

「食事のジャマをするでねえ!」

CV:茶風林


その肥満体からも分かるようにメンバー一の大食漢で、常に何かを食べている。

ソニックをも食べようと考えている程の底なしの食欲の持ち主であり、「ハンバーグにして美味しく食ってやる」と、実際に想像するとかなりグロい事を言ってのけている。

『ロストワールド』では第2ボスとして、戦闘ではエッグマンから与えられた人面岩型のメカを使う他、巨体を活かしたパワフルな戦法を得意とする。


マスタージーク編集

ぎゅぎゅっとロストワールド

(画像中央上)

「ほぉ……やはりすばしっこいハリネズミじゃ」

CV:麦人


ザボックが師と仰ぐ程の実力の持ち主でメンバー最年長。WiiU版ムービーの会話からザズの師匠でもあるらしく、盆栽が趣味。

『ロストワールド』では第3ボスとして、戦闘ではエッグマンから与えられたフルーツ型メカと、自身の能力である念動力の2つを用いた戦法を操る。


ジーナ編集

爪美人

「あら、そろそろ仕事の時間ね」

CV:冬馬由美


六鬼衆の紅一点で、マイペースかつドライな性格だが、作中でソニックに見下された時はヒステリックになっている。

仕事をきっちりこなす一方で、プライベートの時間を削られるのを嫌い、『ロストワールド』では第4ボスとして登場し、エッグマンから与えられた雪だるま型のメカを用いて戦う。


ゾア編集

とうっ

「ああ……神とは時に残酷を好むと聞くが……」

CV:泰勇気


諜報員的なポジションにあたるが、ナルシストかつ自分の事をかつて最強と呼ばれた頃のマスタージークと同等の存在と思い込んでいる。どこか芝居臭い言い回しを好み、ソニックを「蒼き者」、エッグマンを「卵男爵」と呼ぶ。

『ロストワールド』では第5ボスとして、エッグマンから与えられたフクロウ型メカを操る他、真っ黒な分身を召喚してソニックを撹乱する。


ザボック編集

ZAVOK MOVE

「クズどもに地獄を見せてやれ!」

CV:中田譲治


六鬼衆を率いる実質的なリーダー。戦闘能力に優れているだけでなく頭も良く、強者との戦いを好む。『ロストワールド』ではエッグマンが作った装置を用いて、ソニック達の惑星から生命エネルギーを吸い取る事で自身達を強化しようとしている。マスタージークは師匠であり、彼に対してのみ敬語を使っていた。

『ロストワールド』では第6ボスとして、エッグマンから与えられた龍型メカ「エッグドラゴン」を用いて格闘戦も行う他、WiiU版最終ステージのボスラッシュでは巨大化して本気を出し、全力でソニックに襲いかかる。

ソニックフォース』にも出演しているがこちらは偽物。

なお『チームソニックレーシング』では実質的にエッグマンに雇われる形で本人が登場し、マシンもエッグドラゴンに似た意匠をしている。


関連イラスト編集

SONIC LOST WORLD

鬼VS亀ぎゅぎゅっとロストワールド


関連項目編集

ソニック・ザ・ヘッジホッグ ソニック(ゲーム) ソニックロストワールド 


E-102γ - 『アドベンチャー』に登場したロボット(ザボックと中の人が同じ)

コクッパ/クッパ七人衆 - 似たような存在。こちらは7人組。

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