刃王剣クロスセイバー
はおうけんくろすせいばー
BANDAIの商品名。正式には「DX刃王剣クロスセイバー」。劇中アイテムに関する記述は「刃王剣十聖刃」を参照。
聖剣に選ばれし仮面ライダーの聖剣、(火炎剣烈火、水勢剣流水、雷鳴剣黄雷、土豪剣激土、風双剣翠風、音銃剣錫音、闇暗剣月闇、光剛剣最光、煙叡剣狼煙、時国剣界時、無銘剣虚無)の11本が交わり刃王剣十聖刃が完成した。
基には聖剣ソードライバーを踏襲しており、劇中通りあちら代わりにベルトに納刀し変身操作を行える。
ただし、あちらと比べ大幅に個別認識は削減されてしまっている。
ブレイブドラゴン・ライオン戦記・ランプドアランジーナの組み合わせのみ組み合わせを個別に識別し「フィーチャリングセイバー」の音声が鳴る他、下記のレジェンド音声では「レジェンド以外を含まない」という形で特殊な認識は行われている。
それ以外はどのワンダーライドブックを使用しても1冊なら「クロスセイバー」、2冊なら「ハイブリッドセイバー」、3冊なら「クリムゾンセイバー」と数だけしか識別していない。
また、強化形態に使用する大型の本は本来使用するライダーの聖剣の音声等が流れるため、連動はしないわけではないがソードライバーと特に変化は無い。
強化ブックは「○○抜刀!」の部分もライドブックから鳴るため、当然ながら組み合わせが違うと完全には連動しないことになる。
同じく最強フォームでベルトが変化した前作のゼロツードライバーは(プログライズ!の音声が流れないものの)他のプログライズキーとの連動での玩具オリジナル変身遊びもできていたが、こちらは個別認識が無いため、小型ライドブックについてはこうした遊びはできなくなっている。
特殊な変身音
レジェンドライダーワンダーライドブックのみを用いることで以下の特別な変身音が流れる。
数は無関係だが、一冊でも別のライドブックが混じると、通常の変身音声となる。
昭和に始まり!平成を駆け抜け!令和を切り開く!
変身! 仮面ライダー!』
『いつの日も、正義は心の中に…五十周年!』
それぞれの時代ごとの1号ライダー関連のSEや音楽がセリフのバックで流れている。
- 1号…タイフーンのSE→「レッツゴー‼︎ ライダーキック」イントロ
- クウガ…アークル回転音(マイティフォーム)→「仮面ライダークウガ」イントロ
- ゼロワン…作中BGM「或人の決意」イントロ→ライジングホッパープログライズキーのSE
因みに、ゼロワンの「或人の決意」部分は聖剣ソードの「ゼロワンライダー!」音声の音楽にかなり近いアレンジがされている。
必殺技遊び
変身面では個別認識が無くなったほか、当然ながら「必冊リード」も無くなっており、ライドブックとの連動は大幅に削減されている。
一方で、エンブレム操作による「クロス斬り」「星烈斬」系統の必殺技ギミックが追加されたことで、剣玩具としての単体の遊びは大幅に増加している。
操作として各聖剣の名前が鳴った後に、それを既読として記憶するか、既読スルーして別の聖剣に飛ばすかを選択できるため、組み合わせの自由度も高く柔軟な遊びが可能。
虚無以外の10種の聖剣全ての名前が当然収録されているため、劇中で未使用の能力や組み合わせも遊ぶことができる。
刀身には一見意味不明な模様が刻まれているが、既読操作のためにエンブレムをスライドすると、エンブレムの赤いフィルター越しに対応する聖剣の紋章が浮かび上がる仕組みとなっている。
台詞モード
電源を入れる際の操作により、通常モードと台詞モードの切り替えが可能。
台詞モードでは変身・必殺技にセリフが付くほか、変身音声も劇中で多用されている短縮変身音に変化する。武器としての剣戟音声については、セリフと掛け声付き攻撃音が複数順番に鳴る特殊仕様となる。
また、両モード共通の変身前ギミックとして、ベルトに納刀しライドブックを装填していない状態でトリガーを引くとセリフが鳴るギミックも搭載されている。