勇者ミオの冒険とは
ソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』内で2018年4月30日から実施されたガチャ「立ち上がれ!光の冒険者ガチャ」と連動した同ゲーム内のコンテンツ『シンデレラガールズ劇場』の複数話のメインタイトルとして使用された。
1086話・1087話・1089話・1090話まで物語が進み、2018年9月10日から上記ガチャの続編となる「メランコリックエンプレス リミテッドガチャ」が実施されたことにより、1155話・1156話で続編が掲載された。
『劇場』にはこのシリーズの先駆者とも言える「勇者ランコの冒険」が存在しているが、それぞれに大きな繋がりはない。
特に前者ガチャは、未央・ウサミンが首位候補巨頭とされていた第7回シンデレラガール総選挙真っ只中での開催であったため、「事実上の決勝戦」とも呼ばれた。
のちに、安部菜々は第7回シンデレラガール総選挙で1位に、本田未央は第8回シンデレラガール総選挙で1位になることができた。
登場人物
登場人物のジョブは竜の試練や究極幻想ではなく、どこかの手ごわいシミュレーションか何かに近いとされる。
名前 | 演者 | 役職 |
---|---|---|
ミオ | 本田未央 | ロードナイト |
ナナ | 安部菜々 | 弓使い |
ミユ | 三船美優 | アルケミスト |
サオリ | 奥山沙織 | 暗殺者 |
タマミ | 脇山珠美 | アクスファイター |
チナツ | 相川千夏 | ダークマージ |
カイ | 西島櫂 | 道化師 |
ミナミ姫 | 新田美波 | 姫 |
ミヨ | 原田美世 | 暗黒騎士 |
解説
- ミオ(本田未央)
今回の主人公。うっかりした理由でミナミ姫の救出に向かうことになった。
カード名が[光のプリンセスナイト]であり、ゆく先々で同行者を増やしているため、勇者というよりはロードナイトに近い。
- タマミ(脇山珠美)
【アクスファイター】という暗夜王国の兵種で、近接戦闘を得意とする。
今回はミオのお目付け役として同行する。
- チナツ(相川千夏)
暗夜王国の【ダークマージ】と呼ばれる兵種。
ミオが『《選定の剣》を折る以上の失態』をやらかさないように、お目付け役として同行する。
- ナナ(安部菜々)
《ウサミン族》の弓使い…らしい。
【アーチャー】ではなく白夜王国の【弓使い】である点には注意。カードイラストでは、よく見ると和弓を使っている。のちに弓聖にクラスチェンジする。
- ミユ(三船美優)
【心縛のアルケミスト】と呼ばれる。
見た目は町娘のようだが、化学のほうが得意なジョブ。
「伝説の魔女」という役どころではあるが、その「伝説の魔女」の話題については
『高貴と尊厳にあふれている』だの『絶世の美女』だのと、話に尾ひれがついて広まっている。
- サオリ(奥山沙織)
烈火の剣で猛威を振るった【アサシン】と呼ばれる兵種。
いわゆる日陰者であり、デレマスの登場人物の中では奥山沙織にしかこなせないジョブ。
メンバーにおける数少ない常識人だが、なぜか他のメンバーの情報に精通していて、
ミオが超絶決戦の素振りをしていたことすらも把握している。
- カイ(西島櫂)
今回は謎の道化師として登場。
道化師というジョブには道化のラスボスや道化の死神や道化の宮廷魔術師みたいな連中がけっこういるので、
今回の事件の黒幕ではないかと疑われている。
- ミナミ姫(新田美波)
王国の姫にして今回の救出目標。ミオが助けに駆け付けた時には、すでに何者かに操られている。
- ミヨ(原田美世)
今回の事件の犯人…らしい。【暗黒騎士】で、姫を連れ去った張本人。
何の目的で姫を連れ去ったかは明らかにされていない。
ストーリー
ある日、ミナミ姫が何者かにさらわれたとの報告があった。そこで姫を救出するための勇敢な若者を募るため、「《選定の剣》を引き抜く」ことで姫を救出する覚悟があることを証明する…というオーディションが行われた。
- 第1話(シンデレラガールズ劇場1086話)・「奇跡」
勇者ミオは、「選定の剣」を引き抜くことに挑戦する。周りからの制止を振り切り、力いっぱい引き抜いてみたが、
うっかり《選定の剣》を折って破損してしまったため、「姫の救出によって得られる報奨金で剣を弁償する」という身も蓋もない理由で救出に赴くことになった。
- 第2話(シンデレラガールズ劇場1087話)「達人」
ウサミン族の弓使いナナは弓矢の練習中、うっかりミオの元まで矢を飛ばしてしまう。「ピピピーン ピピピーン ピーピミン♪」とメルヘンデビュー!を口笛で奏でながらシラを切るナナだが、偶然放った矢が運よく魔物に命中してミオに感謝され、浮かれたナナはウサミン族でイチバンの弓使いであると自称した上でミオと同行することになる。
- 第3話「刺客」
何者かによって送られた刺客・サオリによって追いつめられるミオたちだったが、
サオリが「ミナミ姫を救出した時の手柄(と、シンデレラガールの座)を私に譲ってくれると約束するなら命だけは助けてあげる」と提案し、ミオたちに同行することになった。
(この話はシンデレラガールズ劇場1088話で公開される予定だったが、別の話に置き換えられた)
- 第4話(シンデレラガールズ劇場1089話)「魔女」
「わたくしを…解放してくださるのですか…?」
敵の居城である砦に乗り込んだナナとサオリ。その砦で謎の女性・ミユを見つけた。
実はミユこそが《伝説の魔女》なのだが、周りの勢いとサオリの情報に流されて村人扱いされて救い出されてしまった。
- 第5話(シンデレラガールズ劇場1090話)「危機」
ミオ・ナナ・ミユが謎の道化師のカイに捕まってしまう。「あたしを笑わせられれば仲間を返してやる」という要求に対し、
サオリ・チナツ・タマミの3人は、メンバーたちのマル秘エピソードを公開するのだった。
- 第6話(シンデレラガールズ劇場1155話)「呪い」
何者かによって呪いで操られたミナミ姫を救うべく、カイの助言によって姫に付けられたダイヤを外そうとする一行。
しかし、ミナミ姫は「(お疲れ様ではない方の)闇に飲まれよ!」を発動して抵抗する。
危険な状態なため、姫の心を揺さぶり呪いから少しでも解放されるようにギャグを仕掛けるのだが…
- 第7話(シンデレラガールズ劇場1156話)「隣」
ミナミ姫と対峙するその隣では、ナナとサオリが敵の親玉と思しきダークナイト・ミヨと対決。強敵なミヨに、弓聖にクラスチェンジしたナナが必殺技を放つ!
ナナとサオリは主人公たちを差し置いて超絶決戦と呼ぶに相応しい戦いを繰り広げていた…
ミオ「あれ…?隣のほうが何か超絶決戦っぽくない…?」
姫「余談はもういいからっ!(ミナミは 2かい いった!)」
1155話にてミナミ姫が「それはもういいからっ!」と、「思わず素が出てしまうような恥ずかしい話」をしようとしたのを止めたのは、『劇場』1071話「かわいい!サイキック番長」にて、アドリブ部分でミナミのリアル恥ずかしい話をされて公開処刑されたのが原因ではないか、とされている。
関連タグ
本田未央 安部菜々 三船美優 奥山沙織 相川千夏 脇山珠美 西島櫂 新田美波 原田美世
勇者ランコの冒険:偉大なる先駆者(?)