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概要編集

市の中心部に信濃川が流れ、大きな河岸段丘が形成されている。

日本有数の豪雪地帯であり、市街地でも2m~3m積もることがある。毎年2月中旬には「十日町雪まつり」が開催される(実は札幌市より歴史は古く、国内最古の雪まつりでもある)。

江戸時代から京都西陣と並ぶ織物の一大産地(越後縮緬もその一つ)であったが、近年は需要の低迷により、規模はかなり縮小している。国の伝統工芸品に十日町紬がある。


市の中心駅は十日町駅で、飯山線北越急行ほくほく線が乗り入れる。また市内に高速道路は通っていないが、関越自動車道越後川口ICが最寄りのインターチェンジとなる。

魚野川流域の魚沼盆地ブランド米魚沼コシヒカリの産地として知られる。


主な観光地編集

清津峡

星峠の棚田(メイン画像)

松之山温泉


出身者編集

※百科事典内に記事のある人物のみ

飯塚昌明:ミュージシャン

しげの秀一:漫画家


同市出身(なのかもしれない)キャラクター編集

砂塚あきら


クロアチアとの関係編集

クロアチアでは十日町(トカマチと発音される)を知らない人がいないぐらい知名度が高い。これは日韓ワールドカップの際のキャンプ地誘致が縁だった。十日町市は当初、ヨーロッパの別国(スペイン、またはポーランド)をキャンプ地として誘致する予定で仮内定までしていたが、その国が韓国側の試合となったため、誘致計画が暗礁に乗り上げる。


だが、ポーランドからクロアチア代表が、キャンプ地が決まらず難航しているので誘致してみないかと呼びかけられ、それに快諾した。実はクロアチアはユーゴ解体の傷痕を大きく残し、社会情勢不安やNATOによる空爆などで国が疲弊、代表もかなり高圧的でレイシズムを露呈していたなど、当時「世界で最も嫌われていた国の一つ」だったのである。当時の協会事務局長も「世界で最も面倒なチーム」だったと振り返っている。


しかし、幸いなことに十日町市はそんな事情を知らず来日を呼びかける。クロアチア側も十日町の自然がどことなく祖国と似ていたことで気に入り、キャンプ地に即断。市民もやっと決まったクロアチア代表を大歓迎した。クロアチア代表はその手厚いもてなしに感激し、当時のスター選手シュケル(フランス大会3位の主力選手)も「我々は優勝できないかも知れないが、大事なのはこの街の人たちと親密な関係を築くことだ」と発言。以後、ずっと途絶えることなく交流を続けることになり、令和の東京五輪でもクロアチアはホストタウンに十日町を選んでいる。


関連タグ編集

新潟県 中越 魚沼


外部リンク編集

十日町市ホームページ

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