概要
『ぼく、桃太郎のなんなのさ』においてドラえもんが取り出した三つの道具の一つ。
一つ目は「ネズミとばくだん」に登場した鉄筋コンクリートのビルをも煙にかえる「熱線銃」、二つ目は「宇宙探検ごっこ」に登場したゴムでできた宇宙怪獣を倒せる「光線銃」
そしてもう一つがこの、原子核破壊砲である。
見た目はバズーカのようなもので単純に名前で判断するならば、物質の原子核を破壊してしまう小型の原子爆弾のようなものと思われる。
より科学的に考えると原子核とは中性子と陽子で構成されており、構成が不安定な原子が崩壊することを「原子核崩壊」と呼び、この時に放射線が放出される。もし仮にこれを人体に使おうものなら原子核崩壊によって肉体が崩れ落ちるか、強烈な放射線障害により死に至る可能性がある。
3つともどう考えてもひみつ道具ではなく兵器としか思えないが、作中では3つとも使われることはなかった。