曖昧さ回避
『仮面ライダー龍騎』に登場するカードリーダーは召喚機を参照。
概要
他者(主に人外)を召喚するのに使用する道具で、形状や種類は多種多様である。
召喚器が登場する作品
※作品名で五十音順。
- ファイアーエムブレムヒーローズ(ブレイザブリク)
- 女神転生シリーズ(アームターミナル。正確には召喚器ではなく悪魔召喚プログラムを実行できるコンピューターであれば何でも良い。最近のシリーズではスマホだったりする)
- 妖怪ウォッチシリーズ(時計)
ペルソナシリーズ
『ペルソナ3』シリーズにおいて、主人公たちペルソナ使いがペルソナ能力を行使する際に用いるピストル型召喚器。銃の形をしているが弾が射出されるわけではなく、これを自身の頭に当てて擬似的に頭部を打ち抜くことでペルソナを召喚する。
実際には何も道具を使わなくともペルソナ召喚は可能だが、より安全確実にそれを行うために桐条グループが開発し、シャドウと戦う特別課外活動部のメンバーに提供される。内部構造は通常の銃とは異なり、各種エレクトロニクス機器とブラックボックスである「黄昏の羽根」が内蔵されている。
ペルソナ能力者が頭に当てて引き金を引くと、たとえ弾が出ないと分かっていても恐怖を感じ、強く「死」について意識する。このとき、意識と無意識の境界面である閾値境界に穴が空き、そこへ見えない「鎖」を打ち込み、そこから目的となるペルソナを引きずり出すという仕組みである。
ただしここでいう「鎖」が力場や電磁波などの科学的範疇なのか、それとももっとオカルト的なものなのかは、基本構造をブラックボックスの黄昏の羽根に依存しているため不明である。
ちなみにプロデューサーの橋野氏によると、「召喚器で頭を撃つのは、自殺というネガティブなものではなくいつでも死ねるという覚悟表明」とのこと。
以降のシリーズである『4』シリーズでは眼鏡が召喚器と勘違いされることがあるが、眼鏡は「テレビの中の世界の霧」を見通すためのアイテムでありペルソナ召喚とは無関係。召喚するときは自身のアルカナのカードを破壊する動作をする。
『5』シリーズでは仮面を剥がすことでペルソナを召喚するが、この仮面も召喚器ではない。元々ペルソナを召喚するために特別な道具が必要なかったが、『P3』で召喚器が使われたため召喚器が必要と思われがち。