概要
中国の神話において、天の四方の方角を司る4体の霊獣・四神を模したフレンズ達。
東方を守護し水を司るセイリュウ|、西方を守護し風を司るビャッコ|、南方を守護し火を司るスザク、北方を守護し土を司るゲンブ|の4名で、受け持つ方位は原典である中国神話の通りだが、司るものはスザクを除いて変更されている(元の神話では青竜は木気、白虎は金気、玄武は水気を司る)。
また、「けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック」第3巻によると彼女達の身体の要素は100%けものプラズムであり、自らを構成するけものプラズムを自在に変化させる事が可能。
NEXONアプリ版
セルリアンと戦う主人公一行に試練を与え、それに打ち勝つ事で彼女達が協力してくれるようになる。
敵として戦う際はフレンズとしての姿ではなく、それぞれのモチーフとなった獣の姿を模したセルリアンのような異形の姿へと変身する。
彼女らが拠点としている地域とその周辺は異常気象が発生しており、これが原因でクエスト攻略時には様々な制約がかかる。
アニメ1期
上述の彼女達は登場していないが、それに相当する四つの石板が存在。
これはキョウシュウエリアのサンドスター火山の火口に展開されたサンドスター・ロウをろ過するフィルターを生み出した重要なアイテムである。
けものフレンズぱびりおん
パビリオンの復旧が進む事で発見された新型SSプリンター(いわゆる期間限定ガチャ)のデザインがそれぞれ四神を模したデザインとなっている。
長らくセイリュウデザインのSSプリンターだけお目にかかれなかったが、2019年6月中旬にオイナリサマが登場したと同時にようやく姿を見せた。
その後、ビャッコを皮切りに実際にプレイヤーの前に姿を見せ始め、2020年2月14日にスザクが現れたのを最後に、四神全員に直接出会えるようになった。
さらに四神のフレンズを一度でも観察すると対応するコンソールが復旧し、4人全員の観察に成功すると……?
けものフレンズFESTIVAL
りうきうエリアを守護するフレンズとして登場。
りうきうエリアの秩序を守るべく石敢當を守護しており、いかなる理由があろうと第三者の手にそれが渡る事を禁じている。
長らく石敢當を守護している明確な理由が語られずにいたが、ゲンブが登場したイベントにて古のセルリアンと呼ばれる恐ろしい存在を封印する為のアイテムである事が判明。
そうとも知らないアライさんは石敢當を「りうきうエリアに伝わる伝説のおたから」と思い込み、行く先々で順調に手に入れていく。
事の重大さをゲンブから聞かされたダブルスフィアやキングチーター達がアライさんを阻止すべく後を追いかけるが、最終的に石敢當は全て揃い、古のセルリアンが復活してしまう。
しかし、これまでにアライさんが出会ったフレンズ達や四神が集結し、さらにセルリアンの復活に責任を感じたアライさんやそれに付いて行くフェネック達の尽力により、セルリアンの再封印に何とか成功する。
……というのはほしぞら資料館で遊んでいたアライさんがいつの間にか眠ってしまった時に見ていた夢で、目を覚ましたアライさんはフェネックと共に再びでんせつのおたから探しに出発するのであった。
その時、アライさんが立ち上がった所になぜか石が落ちているのをフェネックが見つけて……?
けものフレンズ3
いずれもアプリ版にのみ登場。
変わらずパークの守護を行っている。しかし、メインストーリーシーズン1の頃から「四神」や「守護けもの」の存在は語られていたものの、姿が出るようになったのはシーズン1の終盤で、登場したのはセイリュウのみであり、ゲンブはセリフのみ、ビャッコ・スザクは存在が語られたのみだった。
シーズン1における最大のポイント「巨大セルリアン」の討伐については一切関与しておらず、同じく守護けものであるシーサーやオイナリサマからの協力要請も断っている。セイリュウがカレンダに語ったところによると、巨大セルリアンとは別件で四神の総力を挙げて臨まなければならない重大事項があり、そちらに注力するために力を貸すことが出来ないとの事。(ただし力の一部をパークセントラルの守護に回す程度は行っていた。)
これは単純に手が回らない、という事以外にも、NEXON版の頃と同じく基本的には四神の力を借りずとも対処できる状況は他のフレンズ達に任せる、というスタンスを取っている事も要因の1つ。
この時カレンダに記憶と思い出の重要性を語り、後にこれがとある奇跡に繋がっていく。
以降はイベント等で名前が出たり、セリフのみ登場したりという事が続いていたが、四神専用イベント「隊長の休日INジャパリパーク~四神襲来!」シリーズでプレイアブル化。実装順はビャッコ→ゲンブ→スザク→セイリュウ。(最初に姿が登場したセイリュウが最後の実装となった。)
イベント内での会話では探検隊の隊長や探検隊の活躍を知っており、四神の御朱印集めを通じて指揮官としての実力を磨く隊長の相手をしながら、「自分たちが力を貸すだけの力量があるか」を確かめていた。
その後シーズン2から本格的にメインストーリーに登場。ダイオウセルリアンに関する事で遂に探検隊と連絡を取ることになる。その際「アオツラカツオドリを探せ」という意味深な言伝を残しているが...?
余談
けものフレンズ3の「四神襲来」イベントの最後・スザク編の中で、オオセンザンコウと隊長から「幻の御朱印がある。」という噂があることが語られた。イベント内でオオセンザンコウは幻の御朱印の噂について調査を行っており、4つの御朱印を集めれば何かが起こる、と睨んでいたのだが、実際には何も起こらなかった(スザクも「そんな仕掛けをした覚えは無いし、もし何か起こったらこっちが驚く」と語っていた)。
どうやらフレンズの間で御朱印集めの話題から噂が広まっただけのようだ。
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※ネタバレ注意※
セイリュウ「...心当たりはあるわ」
四神襲来イベントの最後で集まった四神は隊長たちにこう語った。
『幻の御朱印』は、この世にあってはならぬもの
我ら以外にもう一つ御朱印が存在する意味を考えろ
それは、四神以上の守護の力をこの地が欲しているということ
この先、パークに更なる試練が訪れる
そんなただならぬ不安を感じるからこそ隊長は御朱印を集め、更なる研鑽に励んだのだろう
いずれ『時』が来る。その時までに更に力を高めておくこと
我ら四神も、更なる力を得てみせよう