概要
正確には城之内自身の必殺技ではなく所謂『俺が考えたモンスターの技名』である。
由来
城之内はバトルシティ本戦の準決勝にて、仲間の孔雀舞を罰ゲームで昏睡状態に陥らせた張本人にしてバトルシティ編のラスボスである闇マリクとデュエルを行う……
そして城之内は闇マリクの戦略で自分の場の二体のモンスターを生贄にされ、溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムを自分の場に特殊召喚されてしまう。
城之内は確実に直接攻撃が通るか怪しいものの『ラヴァ・ゴーレムでの直接攻撃に成功すれば自分の勝利が決定する』ということで、攻撃することを決断をする。
それに闇マリクは自分の伏せカードが永続罠ではないことを教えると同時に「ちなみに俺のペット(当然ながらラヴァ・ゴーレムのこと)の技名は『ゴーレム・ボルケーノ』だ! 高らかに攻撃宣言しなぁ!」と挑発するのだが、城之内は「ケッ……技の名前は俺が決める!」と考えたため、ラヴァ・ゴーレムでの攻撃宣言で叫んだ技名は闇マリクが教えた『ゴーレム・ボルケーノ』ではなく……
「城之内ファイヤー!」
だったのである。
そのデュエルを観戦していた本田もその技名のセンスのなさに内心ドン引きするも「い……いいぞぉ! いけぇ!」と場を盛り上げるのだが、結局その攻撃は闇マリクの伏せ罠カードによって無力化されるのだった……
補足
ちなみに遊戯王の外伝作品である『遊戯王R』においても、城之内はバンデット・キースとデュエルした際に、自分のカードの効果でキースから奪って召喚した『デモニック・モーター・Ω』でキースの『邪神イレイザー』に攻撃する際に『城之内クラッシャー』という技名で攻撃を仕掛けている(ただし、デモニック・モーター・Ωの本来の技名については不明である)。
余談
『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』では、漫画・アニメにおいて特に印象深い活躍をした知名度や人気の高いモンスターカードの攻撃・効果をモチーフとした専用サポートカードや攻撃・効果の使用シーンをモチーフとしたリメイクカードとして登場する、非公式に「必殺技カード」と呼ばれるカードが存在する。
いずれは城之内が闇マリクに押しつけられる形でコントロールを得た溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムによる攻撃宣言を行ったこのシーンをモチーフとした必殺技カードが登場する可能性もある……のかもしれない……。
関連タグ
城之内克也:城之内ファイヤーの発案者
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム:自分の攻撃の技名が『城之内ファイヤー』になってしまったモンスター。