概要
1992年8月28日放送。
この枕で夢を見ると、枕が夢の内容を記憶して、次にこの枕で寝た者が夢の続きを見ることになる。
ストーリー
学校から帰ってきたのび太は自分の部屋でこの道具を見つけ、「ママが買ってきてくれたのかな?」と思い試しに使ってみる。すると、なぜかミィちゃんと屋根の上におり、そこから落っこちると今度はしずかの家の前で、遊びに入ると頑張って知恵の輪を外そうとするしずかママが出て来た。その後、出木杉と相合傘をするしずかに会ったため、のび太は「僕と遊ぶ約束してたのに、出木杉なんかと!」と問いただすが、「あら、私のび太さんと約束なんかしてないわよ?」と返されてしまい、ついに頭に来たのび太は「しずかちゃんたら、僕と出木杉一体どっちが好きなの!?」と質問。だが、しずかが答えようとしたところで、ドラえもんが声をかけたため、のび太は起床。
そしてドラえもんから道具の説明をされると共に、さっきの夢はドラえもん自身が見ていた夢の続きであったことを知らされる。すると、のび太はさっきの夢の続きをドラえもんに見てきてと頼んだので、ドラえもんは渋々この夢の続きを見るが、しずかが「私が一番好きなのはドラちゃん!」と答えてしまい、庭に大量のどら焼きまで用意してくれていて、ドラえもんは食べようとしたが、そこでのび太に起こされてしまった。すると、どら焼きを食べそこなったと、のび太に掴みかかってきたため、のび太はとっさにドラえもんを突き飛ばすが、これでドラえもんは気絶してしまい、しかたなくのび太は自分で夢の続きを見ることに。すると、しずかから「私将来ドラえもんのお嫁さんにしてもらうの。22世紀で一緒に暮らすの」と言われのび太はショックを受け、起床。
すると2人は「ドラえもん!なんでしずかちゃんと結婚なんてするんだ!」「庭いっぱいのどら焼きどうしてくれるんだ!」と言い合いの末に取っ組み合いに発展。そしてママが「喧嘩するなら表でやってちょうだい!」と注意しにくるが、2人の喧嘩の理由を聞いてもチンプンカンプンで「2人とも夢でも見たんじゃないの?」と聞くと、2人同時に「夢に決まってるでしょ!」に返したため、ますます困惑するのだった。