「俺は相手の手の内を知らない内は、戦ったりしない」
「もっとそうやってアンデッドを倒してくれ。俺は戦いが嫌いだからな」
CV/成田浬
概要
上級アンデッドの1体にしてカテゴリーJに属するエレファントアンデッドの人間態。
白いスーツと帽子を被った屈強な男性の姿をしており、普段はプールで寝そべって過ごしているなどあまりバトルファイトに関心を持っていない様な素振りを見せているが、実際には相手を分析し相手を確実に倒せると判断しない限りは戦いを仕掛けない戦略家で、一度怒らせると手に付けられないパワーファイターである。
第24話「謎のハンター」にて初登場。プールサイドで寝そべっていたところをウルフアンデッドと吉永みゆき=オーキッドアンデッドの戦いに巻き込まれる。
彼らを追って現れた剣崎一真、橘朔也、上城睦月がそれぞれブレイド、ギャレン、レンゲルに変身、その戦いでウルフとオーキッドが離脱したところを「お前も正体を見せたらどうなんだ」とレンゲルに挑発され、面倒くさがりながらも変身。ライダー達にプールの水を跳ねさせてその隙に撤退した。
その後、みゆきの闘志を追ってきた仮面ライダーカリス=相川始と遭遇。始の「仲間はどうした」という言葉から、自分以外のアンデッドに利用された=みゆきが自身を利用してカリス共々始末しようとしたことを見抜き標的を彼女に変更。圧倒的な力で一蹴する。
その後は仮面ライダーと自分以外のアンデッドたちを潰し合わせてから自身が勝利をかっさらうという漁夫の利な戦略を立て、しばしの間高みの見物を決め込んだ。
そして第25話「裏切りの疾走」終盤にて、ウルフアンデッドを封印したブレイドとギャレンの前に出現。項目トップ2つ目の台詞を放った結果彼らから攻撃に遭い、防衛のため変身、二人を撤退に追い込む。その後始にも戦いを仕掛け改めて実力を見定めた。
(なお、その過程で始の正体に勘づいている)
そして脳内で度重なる戦闘シミュレーションを行った結果、100%ライダーたちに勝てる確証を得る。彼らを誘き寄せるために街で暴れ、現れたギャレンとレンゲルを追い詰めて変身解除させるが、駆けつけた剣崎一真=ブレイドがシミュレーションに無かったジャックフォームの力を出現させたために形勢は逆転。
最後はブレイドの『ライトニングスラッシュ』を受け敗北、封印されてしまった。