概要
1983年5月21日生まれ、埼玉県八潮市出身。ポジションは投手。
浦和学院高校時代に甲子園出場は果たせなかったが、国際大会「U-18アジア選手権大会」の活躍が目に留まり、2001年のドラフト会議にて広島東洋カープから1位指名を受け入団した。
2005年ごろから一軍先発ローテーションに入り、2005年と2009年には二ケタ勝利もマーク。
当時Bクラス常連の広島を支えた投手の1人だが、彼の場合はケガさえなければとっくに不動のエースになっていた。なんだかんだ言って1年間先発ローテを任せられる力があったのは言うまでもないことである。2012年は自己最多の11勝を挙げ、カムバック選手賞を受賞、2013年シーズンが終わるとFA宣言し、読売ジャイアンツへ移籍、3年契約を結んだ。
移籍1年目の2014年は(9月初旬に右肩を痛め戦線を離脱するまで)先発ローテーションを守り9勝、自身にとって初となるチームのリーグ優勝に貢献。しかし翌年からはケガ(主にひざ)の影響で再び不振に陥るようになった。
2019年シーズンからは先発から中継ぎへの配置転換が功を奏し、同年の国際大会「WBSCプレミア12」の日本代表に追加選手として選出、侍ジャパンの優勝に貢献した。NPB通算102勝を記録し、2021年シーズン終了後現役を引退。
人物
- 「神竹寛」と「大ケケ寛」。これはネット上での彼のあだ名。具体的には、無双状態で相手にとっては手も付けられない場合は神竹寛。四死球などで早々に自滅するときは大ケケ寛となる。この2人は双子で、とにかく似過ぎているためマウンドに上げるまで誰が登板しているか分からない。
- 大のラーメン好き。2013年の巨人とのFA移籍交渉の際は、球団代表からラーメンの本が贈られていたほか、現役引退会見の際は報道陣へ(自身の通算敗戦数の)101杯分のカップ麺をプレゼントしていた。