大野奨太
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おおのしょうた
岐阜県出身の元プロ野球選手(捕手)。
守りの要 夢見たこの場所で
チームを背負い 更なる高み目指せ
(日本ハム時代の応援歌)
1987年1月13日生まれ、岐阜県出身。
岐阜総合学園高校、東洋大学を経て2008年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズへ入団した。主な同期入団選手は榊原諒、杉谷拳士、中島卓也、谷元圭介ら。
ルーキーイヤーとなる2009年から開幕一軍入り。一度8月にインフルエンザで離脱したことはあったものの、一度も二軍に降格することなくシーズンを終える。日本シリーズでは史上初となる新人捕手先発出場を果たした。2013年までは鶴岡慎也との併用が続いたが鶴岡が福岡ソフトバンクホークスへ移籍した2014年以降は正捕手の座に就いた。2016年には栗山英樹監督の元で日本一を経験。
2017年、シーズン終了後FA宣言し、地元に近い中日ドラゴンズへ移籍。しかし移籍以降は正捕手に定着することができず、加藤匠馬や木下拓哉らにその座を譲っている。
若手投手の経験を積ませる目的で2軍暮らしが続いた中、2023年に堂上直倫・福田永将とともに今季限りでの現役引退を発表。遅れて発表された日本ハム時代からのチームメイト・谷元圭介の引退と共に10月3日の巨人戦で引退セレモニーが行われた。
翌日、大野奨がバッテリーコーチ、堂上が内野守備走塁コーチ、福田が打撃コーチにそれぞれ就任することが発表された。
- 日本ハム時代のコーチであった厚澤和幸氏曰く、大野のリードは鶴岡と比較して我を通すかかあ天下らしい。
- 東洋大時代は大場翔太(福岡ソフトバンクホークスOB)、上野大輝(千葉ロッテマリーンズOB)らとバッテリーを組んでいたこともあった。
- 中日移籍時、同姓の大野雄大が在籍しているためスコアボード表記は雄大のほうが「大野雄」、奨太のほうが「大野奨」に。大野雄大曰く「雄大の雄がオスなので、大野オスと大野メスにしましょうか? 勝手にメスになってもらいました」。大野雌。
Everlasting:「アイドルマスターミリオンライブ!」の楽曲。サビのメロディーが大野の日本ハム時代の応援歌と非常によく似ていることが話題となった。